#1801 究極の鏡面 - 南米アンデス・ウユニ塩原
訪れたものは言う。
「ここは地球ではない」
- 放送日:2009年6月13日(土)午後10:00~午後10:50(50分)
南米ボリビアのウユニ塩原。地平線まで広がる塩の大地は、雨が降ると巨大な鏡に変貌する。青空を丸ごと映し出す驚異の絶景「天空の鏡」のワンダーな光景を満喫する。
南米ボリビア、アンデス山脈の懐に広がる塩の大地、ウユニ塩原。地平線まで広がる純白の塩の世界は、毎年雨期になるとその姿を一変させる。塩原に降った雨水が、限りなく平坦な塩の大地を薄い膜となって覆い、巨大な鏡が出現するのだ。青空をまるごと映し出す「天空の鏡」。浅い水の上を歩くと、まるで空の上を散歩するような気分を味わうことができる。
これは衝撃映像だった。実写とは信じられない。
100km/h での走行が可能な塩原。路線バスも走っている。
- 四国の半分ほどの面積だが、高低差は 50cm しかない。(世界でもっとも平らな場所)
- 塩を採集すると、地中から海水の10倍の濃度の塩水が噴き出して、鏡面を自動修復する。
- ウユニ塩原の塩の結晶はピラミッド型になっている。
関連
ウユニ塩原(Salar de Uyuni スペイン語)は、ボリビア中央西部のアルティプラーノにある塩の大地。標高約3,700mにある、南北約100km、東西約250km、面積約12,000km2の広大な塩の固まり。塩原の中央付近で回りを見渡すと視界の限り真っ白の平地であり、寒冷な気候もあって、雪原の直中にいるような錯覚をおこす。
学術的に正確な表現である「塩原(えんげん)」を用いているが、一般には「塩湖」と呼ばれることの方が多い。
未来の世界遺産3 ウユニ塩湖 - [世界遺産]All About
世界にはひと目見ただけで衝撃を受ける景色というのがいくつかある。たとえばカッパドキアやナミブ砂漠、イグアスの滝がその一例だが、個人的には極めつけがボリビアのウユニ塩湖だ。
世界遺産ではないけれど、それに匹敵する世界のすばらしい場所を紹介する「未来の世界遺産」Vol.3は、そのウユニ塩湖と、ウユニ塩湖からアタカマ砂漠にかけてのアンデスの大自然を紹介しよう。なお、ウユニ塩湖のほとりにあるプラカヨやアタカマ砂漠のサン・ペドロは、それぞれボリビアとチリの世界遺産暫定リストに登録されている。
再放送「アンデス 天空の鏡」
2009-06-18 00:45 - 01:35
ワンダー×ワンダー-アンデス天空の鏡
1801.tvpi.