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hidew 2008.05.19

#1658 四川大地震と募金詐欺

世の中は被災者を支援するために義援金を送ろうとする善意に満ちている。しかし、多くの場合、募金は金の流れが不透明で、最初から詐取しようとするものさえある。

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四川大地震では、一応、それなりに社会的信用のあるマスコミが義援金を募っているのだから、わざわざ個人が街頭で募金を呼びかける必要はない。ただただ怪しいだけである。

今回、とくに注意が必要なのは受け取る側も中国という「腐敗集団」だということだ。政治家や官僚の腐敗は日本も相当なものだが、中国の場合、追求する野党やマスコミがいないためにひどいことになっている。義援金を公的機関に手渡しても、それが被災者に届く保証はない。

現地企業が大金を寄附するのは多少「賄賂」の意味があるが、純粋に善意から寄附する個人のお金が、役人のポケットマネーになっていいはずはない。できるだけ中間に入る人間の少ない募金先を厳選すべきだろう。

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被災支援金の99%流用

【北京13日共同】中国陝西省で2年前に発生した洪水被害で、中央政府が被災農民の支援費用として拠出した約5900万元(約8億4400万円)のうち、地方当局が99%以上を流用、被災民が受け取ったのは約50万元(約710万円)にすぎないことが13日までに明らかになった。

中国の凄まじい腐敗。

日本ボランティア会 - Wikipedia

1日に集める金額に常識を超えるノルマを課しており、ノルマを達成できなかったメンバーには「総括」と称して激しく糾弾するという行為も行われているという。そのためか強引な手口で高額な金額の募金を要求するなどの行為が問題視されていて、一部ではカルト団体であると主張する声もある。

いかにも「善意の団体」というネーミング。今時の街頭募金は日本人だろうが、中国人だろうが信用すべきではない。

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ホワイトバンドを465万本、14億円も売り上げて、直接的に寄附をしたのは4200万円のみ、

「ほっとけない 世界のまずしさ」というお題目を掲げて、えげつない金儲けをしたサニーサイドアップという会社。有名人が参画しているからといって安心はできない。

届かぬ「義援金」と「救援物資」 博士の独り言

確かに、ミャンマーのサイクロン被害は大規模であったが、しかし、表題のように、中国共産党に、同国に対して、かくも巨額な「緊急援助」を差し伸べる余力があるのか、と問えば、その疑問は対中災害支援の根本的な「意味」にまでリンクして来る。いわば、困窮した被災者を支援しているつもりが、せっかくの善意が、しかし、中国共産党の延命と、そのための周辺外交に流用されている、と認識すれば、事の次第の不自然さ。その裏側が見えて来るのである。

中国がミャンマーに10億円も支援したことに関する違和感。

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