#976 プロ棋士の敬称2
プロ棋士に敬称をつけるなら「タイトル名」「○段」「先生」「プロ」というのが考えられる。
「タイトル名」は自然に使えるし忘れることもないので一番良いのだけど、ごく一部のプロ棋士にしか使えないし、名誉称号の「二十五世本因坊」とかだと長すぎる。
「ちょうちくんにじゅうごせいほんいんぼう、びょうよみにはいりました・・・」
他に割と定着している「○段」というのは時々変わったりするので確認が面倒くさい。どうせ形骸化しているのだから、プロ棋士は全員「九段」にすればいいと思う。
「先生」という敬称は誰にでも使える便利さはあるが、そこが難点でもある。師弟関係ではない場合に使うといかにも「間に合わせ」という感じになる。他に「社長」というのもあるけど、碁界ではあまり使われない。
実は一番便利で無難な敬称は「プロ」ではなかろうか。KGSなどでは 'p' と付けるだけだからさらにお手軽である。尾越一郎プロ(kirara 8p@KGS) はネット上では「きらp」である。「のりぴー」みたいで親しみが湧いてくる。いつのまにか尊称という感じではなくなっているけど