#735 川淵三郎「時期尚早と言う者は…」
時期尚早と言う者は100年たっても時期尚早と言う。
前例がないと言う者は200年たっても前例がないと言う。
Jリーグ立ち上げの際、抵抗勢力 を前にして川淵三郎が言った台詞。
「時期尚早」とか「前例がない」は、やる気のない抵抗勢力が好んで使う逃げ口上である。反対するならもっと堂々と反対すればいい。
今回の郵政国会で民主党が「時期尚早」を連発しているのを聞いて、旧社会党と同レベルの「何でも反対の野党」に堕ちたような印象を持った。
郵政民営化反対派の言い分
- まだ時期尚早。
- 優先順位が低い/重要法案ではない。
- やり方が独裁的だ。
んー、なんだろうこの屁理屈のオンパレードは。
- 「時期尚早」という言葉は『悪魔の辞典』的に言えば単に「やりたくない」という意味。(冒頭の川淵三郎キャプテンの台詞を参照)
- 小泉首相は十年以上「郵政民営化は最重要課題」と言い続けてきた。逆に反対派が些末な問題であるはず(?)の郵政問題で強硬に突っ張っるのは自家撞着ではないか。
- リーダーシップがあるという見方もできる。民主的な手続きで慎重に選ばれた総理大臣の権力が強いのは当然である。郵政民営化の反対派が唯一絶対に選んではならないリーダーが小泉純一郎だったんだから「何を今更・・・」という感じである。
郵政民営化には簡単ではない深い問題がありそう
もうご存知かもしれませんが、この方々が詳しそうなのでご参考まで。