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hidew 2005.08.09

#735 川淵三郎「時期尚早と言う者は…」

時期尚早と言う者は100年たっても時期尚早と言う。
前例がないと言う者は200年たっても前例がないと言う。

Jリーグ立ち上げの際、抵抗勢力 を前にして川淵三郎が言った台詞。

「時期尚早」とか「前例がない」は、やる気のない抵抗勢力が好んで使う逃げ口上である。反対するならもっと堂々と反対すればいい。

今回の郵政国会で民主党が「時期尚早」を連発しているのを聞いて、旧社会党と同レベルの「何でも反対の野党」に堕ちたような印象を持った。

郵政民営化反対派の言い分

  1. まだ時期尚早。
  2. 優先順位が低い/重要法案ではない。
  3. やり方が独裁的だ。

んー、なんだろうこの屁理屈のオンパレードは。

  1. 「時期尚早」という言葉は『悪魔の辞典』的に言えば単に「やりたくない」という意味。(冒頭の川淵三郎キャプテンの台詞を参照)
  2. 小泉首相は十年以上「郵政民営化は最重要課題」と言い続けてきた。逆に反対派が些末な問題であるはず(?)の郵政問題で強硬に突っ張っるのは自家撞着ではないか。
  3. リーダーシップがあるという見方もできる。民主的な手続きで慎重に選ばれた総理大臣の権力が強いのは当然である。郵政民営化の反対派が唯一絶対に選んではならないリーダーが小泉純一郎だったんだから「何を今更・・・」という感じである。

*

BK 2009.06.16 [1]

郵政民営化には簡単ではない深い問題がありそう

もうご存知かもしれませんが、この方々が詳しそうなのでご参考まで。

hidew 2009.06.16 [2]

国営と民営、長所と短所

「かんぽの宿」は国営時代に無駄な建物を造ってしまったということが問題の本質で、民営会社になってからの「損切り」を非難するのは筋違いでしょう。

郵政民営化は、国営と民営について、それぞれ長所と短所を総合的に検証した結果、現時点では 国営<民営 になるという話です。民営化すれば新しいリスクと問題を抱えるのは当然のことです。

http://royallibrary.sakura.ne.jp/ww2/meigen/britain.html

資本主義は人類の知る最低のシステムだが、
これまで実験されたシステムの中では最高である。

これと同じです。民営に大きな問題があるといっても、国営よりはましです。

BK 2009.06.17 [3]

当然の新しいリスク、問題として見過ごすべきでしょうか

植草ブログより 要約

  • ・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本郵政は株式会社化されたものの、その株式の100%を政府が保有しており、
日本郵政は正真正銘の国有会社、国営会社である。

時価が800億円から1200億円程度の物件を、「競争入札」を偽装して資産価値の8分の1程度の低価格で
貴重な国民資産を関係者に不正売却しようとしたのなら、これは天地を揺るがす巨大犯罪である。

これ以外にも、カード事業の業者選定、資金運用委託業者選定などで、日本郵政が三井住友グループ、
ならびにゴールドマン・サックスやメリル・リンチに便宜供与を図ったとの疑いも浮上している。

かんぽの宿疑惑」は、郵政民営化の実態が「郵政私物化」、「郵政米営化」であったことを象徴的に示す「氷山の一角」である疑いが濃厚である。

hidew 2009.06.17 [4]

角を矯めて牛を殺す

不正があったのなら当然、非難すべきです。国営・民営以前の問題でしょう。

かんぽの宿については、バラバラにして売れば手数料もかかりますし、従業員の雇用確保など「負のおまけ」がついているのですから、理想的な高値で売れると考える方がおかしい。役所の人間はそういうことが分からないのです。だからこそ赤字を垂れ流すような施設を作り続けてしまった。

民営化の問題点を批判することも大事ですが「角を矯めて牛を殺す」ようなことにならないよう気をつけてください。

BK 2009.06.17 [5]

よく聞いてみるとウソやゴマカシも多いようです

はい、気をつけます。ご助言ありがとうございます。でも2点だけ書き足しますと、

鳥取県の「かんぽの宿」では1万円で払い下げを受けて、半年後に6000万円で転売した。
まさに「濡れ手に粟」のあぶく銭です。

「かんぽの宿」70箇所の一括譲渡では、雇用確保などの付帯条件が付けられています。
この付帯条件があるために価格が低くなっていると日本郵政は説明する。
しかし、よく聞いてみると転売制限の期間はたったの2年間にすぎない。2年経過すれば転売できるのです。

「雇用維持」などの付帯条件が不当廉売の「隠れ蓑」にされている可能性が高いようです。

今回問題になっている70箇所の「かんぽの宿」プラス9箇所の首都圏社宅が合計で109億円で売却されるのは、
明らかに不当廉売と考えられています。

また、近年かんぽの宿の事業収支が大幅に改善してきていた事実があり、しかも、2009年以降には黒字化が見込まれていた。
「年間40億円の赤字が垂れ流される」との説明は真っ赤な「嘘」であるということらしいです。 

hidew 2009.06.19 [6]

民営化の問題?

鳥取県の「かんぽの宿」では1万円で払い下げを受けて、半年後に6000万円で転売した。

これは、民営化の問題ですか? むしろ、官営だったからこそ起きた問題です。

「郵政民営化」を批判的に語る人は「民営化したから問題が起きた」というすり替えを行いますが、本当は「問題だらけだったからこそ、民営化の必要があった」のです。

また、近年かんぽの宿の事業収支が大幅に改善してきていた事実があり、しかも、2009年以降には黒字化が見込まれていた。
「年間40億円の赤字が垂れ流される」との説明は真っ赤な「嘘」であるということらしいです。

黒字で経営できるならそもそも売却しなくてもいいことになりますね。

黒字化の試算こそ真っ赤な「嘘」である恐れがあります。「黒字化の見込みあり」と言いながら、赤字を垂れ流し続ける、いつもの「お役所体質」です。

BK 2009.06.18 [7]

民営化になっても

「かんぽの宿」の日本郵政評価額と固定資産評価額には大きな相違があり、
日本郵政は「かんぽの宿」を123億円と評価したが、固定資産税評価額は857億円であることが明らかにされた。
一般的に不動産の実勢価格は固定資産税評価額の1.3倍から1.5倍とされており、
日本郵政の評価額は実勢価格の10分の1程度である。この金額で不動産を売却すれば、常識的に言って「不正廉売」である。

このようなことをやるから、日本郵政は信用を完全に失ったのだと思います。
なぜこのようなことをやったのか竹中平蔵氏や西川社長が説明すべきだが、竹中平蔵氏は国会に呼ばれても「忙しい」とか言って逃げ回っているのはなぜか。
後ろ暗いことがないなら、正々堂々と国会に行って説明すればよいと思いますが。

BK 2009.06.18 [8]

小泉・郵政民営化・アメリカ

これが真実ではないでしょうか

  • ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現在では、心あるかなりの人が、郵政民営化が純然たる国内問題ではなく、
実は「年次改革要望書」に基づいた、アメリカによる対日収奪計画であることに気付いている。
この対日要望書が発動したのは1994年からであるが、小泉元首相が郵政民営化を提起していたのは1992年であった。

この先行性を以って小泉氏は彼の自論としてそれを掲げていたと言ったが、
アメリカの対日収奪計画が要望書発動以前からできあがっていたことを思えば、小泉氏も竹中平蔵氏と同様に、
宮沢政権時代に米国のエージェント化していた可能性は高い。

彼がアメリカ好きの上、早くから郵政民営化を唱導していたことを、米国は目ざとく見つけて早くから接触していた可能性は高い。

我々が、聖域なき構造改革だ、りそな破綻だ、郵政民営化だと幻惑されていた裏で、外資は着実に日本の優良企業に浸透して行った。

小泉純一郎氏、竹中平蔵氏、宮内義彦氏、御手洗経団連会長などが主導した“聖域なき構造改革”の本質は、
日本の優良企業や優良資産を抵抗なく外資に叩き売る最悪の国政だったということを日本人は悟るべきである。

アメリカの隠然たる圧力に押されて実行した、この大きな社会改悪の流れの中で、郵政民営化という巨大な国家構造の改竄行為が行われた。

郵政民営化こそ国家改悪の総本山である。西川善文日本郵政社長は社長続投の決意を表明した。
これだけの不祥事があからさまになっているのに、この人物が堂々と続投意志を披瀝するのは、米国筋の強い後押しがあるからだ。

西川氏が日本郵政という、二大ギガバンクを統括する権力を持つポジションに収まり続けるのは、アメリカの日本国富収奪計画を具現化する最前線にいるからなのだ。
だから彼はこのポジションを降板できないのである。この事実を良く見極めた方がいい。

国民は郵政民営化を見直すというよりも、なるべく早くこの売国計画を中止するように声を上げるべきだ。
ゆうちょ銀行、かんぽ生命、郵政グループの持つ諸々の資産は国民の財産である。これが奪われようとしている。静観する時間はない。

hidew 2009.06.18 [9]

競売の透明性

高く売れるはずだと売り手が勝手に思っていても、買い手がいなければ売れません。売却価格の安さに文句を言っても仕方ないことです。かんぽの宿売却問題の本質は競売の透明性です。競売に不正があったという疑いもあるようですから、一番すっきりした解決策は競売をやり直すことでしょう。

アメリカとの関係については

民営化すれば新しいリスクと問題を抱えるのは当然

と書いたとおりです。

国営と民営は一長一短です。かんぽの宿の赤字はまさに国営の弊害だったわけです。

国営万歳の人は共産党に投票すればいいと思います。

みんみん 2009.06.19 [10]

米系金融屋による西川評

著名な金融屋Y氏のブログから一部をコピペします。

さて、鳩山元大臣による一連の郵政公社に対するアクション、および西川さんに関する件について広範なかたがたからコメントを求められております。

なかなか難しい問題ですが、「元不良債権専門家」から言わせてもらうなら、なぜ西川さんじゃだめなのか、なぜあのオリックスの応札価格109億円(?)が問題なのか、さっぱりわからん、ということになるのではないでしょうか。多分みなさまもそう思っておられますよね??

実際、オリックス以外に応札者がいなくなったわけですよ。
今入札したらいくらになると思ってるんでしょうか? 

かんぽの宿を建設するのにいくら使ったとか、実際にはこのくらいの価値があるはずだという議論は証券化商品のAAA債券の価格が20%でも売れなかった・・・・という事実を持ってして終わりです。

今なら50億でもノービッドでしょう。

何せ不動産に関してはゴールドマンも、メリルも100%売り手になっていまい、今買うとか、新しいファンドを作る、なんていっているのは裏で大量の売り物を持っていてそれが売れなくて困っているマッチポンプみたいな連中ばかりですからね。

本当にノーレバレッジ・・・・つまりオール現金で買ってやる、という連中が出てくるまでは明らかにノービッドですし、それはかんぽの宿に限らない。

それから我々が過去の不良債権売買ビジネスで学んだことは、この売買は適正価格なんてないということ。そして何より相手の面子によって価格もディールの内容も変わるということです。

その点強面の西川さんほどの適任者はいないでしょう。 この人にいい加減なことをしてあとで何されるかわからん、と思う人は業界内にはたくさんいる訳でして、それほどの抑止力、つまりディール完遂能力は他の人ではちょっと考えられない。

ワルだからだめ、っていうんだったら、高橋是清なんてだめでしょ。そこは適材適所、でして、業界を眺めてみてもこれだけ睨みの効く人材はいないんじゃないですか。それ以前に鳩山さんご自身の問題もありますよね。

大体、郵政公社の社長が他の人だったらオリックスの宮内さんにいいようにやられちゃうと思いますよ。そこは格、っていうのがあるわけですよ。役者、ですかね。

hidew 2009.06.19 [11]

引用には出典(URL)を

引用には出典(URL)を明記していただきますようお願いします。
「引用の要件」でもあり「情報の信頼性」にも関わる問題です。

http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e ..

hidew 2009.11.28 [12]

二宮清純 講演&シンポジウム

二宮清純 講演&シンポジウム

川淵三郎さんがきっぱりと、こう言ったんです。
「時期尚早と言う人間は、 100年経っても時期尚早と言う。
前例がないと言う人間は、 200年経っても前例がないと言う」

「そもそも時期尚早と言う人間は、やる気がないということなんだ。でも、私にはやる気がありませんとは情けなくて言えないから、時期尚早という言葉でごまかそうとする。
前例がないと言う人間は、私にはアイデアがないということなんだ。でも、私にはアイデアがありませんとは恥ずかしくて言えないから、前例がないという言葉で逃げようとする。
大体仕事のできない者を見てみろ。自らの仕事に誇りと責任を持てない人間を見てみろ。次から次へと、できない理由ばっかり探し出してくるだろう。仕事というものは、できないことにチャレンジをして、できるようにしてみせることを言うんだ」

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