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hidew 2004.12.26

#73 投了について

投了について

席亭〜囲碁日記

ただ投了できるということは上達する上では非常に大事なことです。投了できるということは、きちんと形勢判断をし自分なりの構想を練りながら打っている証拠です。形勢判断をしない人、ただ目の前の一手を条件反射的に打っているだけの人には投了はできません。投了ができるという人はある意味碁打ちよして一人前なのです。

No.10-5 では精神面を書きましたが、それ以前に、投了には極めて高度な技術が必要です。形勢判断の精度と、勝負手の有無を判断する力が低いレベルにあれば「自分が勝っているか負けているか」も分からず、形勢が分からないものは投げようがありません。アマチュアがクソ粘っているように見えるものの多くは単なる脳天気であったりするわけです。

日々是反省

182手まで白72目半勝ち…となるはずがまだ続く( つД`) いちいち相手するのも馬鹿げてるので、5回ほどパスをする。ようやく229手目で黒もパス。ところが終局処理で白77目半勝ちを見て相手が押したボタンは終了ではなく投了…_| ̄|○ 悪いけどあんたとはもう打ちとうないわ

これはその典型例。対局相手は真剣に「勝てるかも」と思って打っている可能性が高いです。相手の技術が未熟なことをいちいち気にしていたらキリがないと思います。

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