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atutu 2005.08.06

#720 あるある探検隊

あるある探検隊

アマのあるある探検隊
1.大差の碁で半コウを争う。
2.3手勝ちの攻め合いでも手入れ。
3.自らアタリに突っ込んで爆死(2手も読めず)
4.時間つなぎで5目損。

ぼく、ぼく、笑っちゃいました!png 446 byte

初級者のビデオテープには何も記録されていない。
わずか10手の巻き戻しであってもトラブルになる可能性はかなり高いと思います。

確かに小学生は大学の授業に出ても、空白のビデオテープのままですね。仰りたい事は分かります。小学生の教科書は特別措置として振り仮名がつけられているように、初級者なら巻き戻さずに特別試写会が考えられます。

「大ナカ小ナカで、これをとり上げるね。」 「待って待って、これはセキだよ。」 「分かった、じゃ、これから実際に打って、証明してあげるね。よし、小ナカの駄目を詰めるよ。」 「あの、どこにも打ちたくないだけど。」 「いいよ。その打ちたくない石をこの碁笥に置いてね。そう、そう。また詰めるよ。」 「あの、又どこにも打ちたくないだけど。」 「いいよ。その打ちたくない石を又この碁笥に置いてね。そう、そう。また詰めるよ。」

  • ・・

「ほらね、小ナカを取りあげたよ。これから計算ね....」

の感じで初級者でも簡単ではないでしょうか。

そもそも「大ナカ小ナカ をセキと勘違い」するようなレベルの人が、棋譜に対する美意識を持っているとは思えないのです。

異議あり!png 446 byte

私は絵はすごく下手だけど、しかし古今の名画を見ると美意識で胸が一杯です。初級者・ベテランにかかわらず、棋譜に限らず、美意識のある人は美意識を持っているし、美意識のない人は美意識を持っていないと思います。「アホな手」をたくさん打って全然いいです。しかし自然に打たなくなる人も多いです。

中国の囲碁年鑑を見てみましょう。石の生存競争を謳った中国ルールだが、棋譜は意味のある手のみ記録されています。競技の一部であるはずの(無意味な)駄目詰めは記録されないです。いくら美意識がなくても、それは耐えられないものだからでしょう。