#71 劇薬
38路を打った後19路を打つと信じられないくらい弱くなってます・・・、それから何十局か打たないと調子が戻らないのです。
そんなこと書いたら、ただでさえ少ない38路盤愛好者がいなくなってしまうじゃない!
冗談はさておき、副作用が強いということは、強くなる効果も大きいということですな。
毒と薬がコインの表裏の関係であるように、「弱くなる」と「強くなる」も同じ関係にあります。
#どちらも「変化(作用)すること」は同じで、「都合良く」と「都合悪く」の解釈の違いにすぎない。
ただ、急激に弱くなる人は、頭が柔らかくて変化しやすい人なので、調子が戻るのも早いはず・・・この非対称性はなぜ起きるんだろう?
38路盤を打った後の19路盤については「碁盤が狭く見える」という作用がありますが、それ自体は「大局観が良くなる」ということを意味しており良いことです。強いて38路盤の悪い面を挙げるなら「勝敗より進行重視」になるということかな。「シチョウ恐怖症」とかもあるかも(笑)
19路盤だって、相手や打ち方によって弱くなることはあるから、必ずしも38路盤が原因で弱くなったとは言えないでしょう。もうちっと詳細な条件を詰める必要がありそう。