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hidew 2005.07.29

#683 幽玄の間で切れ負け

幽玄の間で切れ負け

プロの対局が「切れ負け制」で打たれることはありません。なぜなら「切れ負け制」は根本的に間違っているからです。では、なぜアマの対局で「切れ負け」が許されるのでしょうか。

「秒読み付きの対局時計が少ない」とか「会場の予約/帰りの交通手段」とかやむをえない事情もあるでしょうが、根底にあるのは「ヘボ碁打ちがお遊びで打つ対局だから、真剣にやっても仕方がない」という意識です。その証拠に「秒読み付きの対局時計が確保できて、会場/帰りの電車に余裕がある場合」でも、しばしば「切れ負け」で打たれます。

先日NHKで放送された少年少女囲碁大会・決勝戦はまさにそれでした。対局者の技量は双方とも高く、一流プロ並みの環境で打たれる真剣勝負にも関わらず、なぜか「切れ負け制」でした。

「幽玄の間」を使ったり、記録係を付けたり、といった「格式」を重視する一方で「切れ負け制」というヘボ碁打ち専用の低俗な時間制を採用するのはアンバランスすぎます。

「幽玄の間」なんて使うから「対局時の服装」なんていう子供には相応しくない批判も持ち上がってくるんでしょう。子供がネクタイを締めたり和服を着たりするのは逆に不自然だから、普段着でいいはずだけど・・・