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hidew 2005.07.28

#677 バーバー:弦楽のためのアダージョ

サミュエル・バーバー/弦楽のためのアダージョ

すすり泣くような旋律、中間部終わりの、激しく突き上げる慟哭のようなクライマックスで知られる。訃報や、葬送、また映画などでも多く使われる。

この曲はなぜこれほどまでに悲しいのか・・・ただ悲しいだけでなく怒り、苦しみ、憂い、嘆き、を静かに表現しているようにも思える。映画 プラトーン でのハマリ方があまりに見事だったため、作曲者の手を離れて一人歩きしているようだ。

誰が勝者か分からないような屍累々の盤上 を見ながら、この曲を聴くと妙にハマる。(例えば李世ドルの棋譜を並べ終わった後のエンディングテーマ)

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