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hidew 2005.07.06

#624 文章を料理にたとえると

文章は料理にたとえると分かりやすいかもしれません。「無題」っていう料理は食べようという気がおきません。「ぷりぷり伊勢エビのオーロラソース和え」なら、それだけで美味しそう。あと、「足し算」だけでなく「引き算」が重要な所も似てます。

どさくさまぎれにラーメン論

「中村屋」とか「麺屋武蔵」とか佐野実の「支那そばや」とか、世間で高く評価される(個人的にも好きな)ラーメンは、シンプルで控えめな味なんだけど、どこか奥深い余韻があります。洗練されたラーメンは最終的に日本蕎麦のテイストに近くなると思います。

最近のラーメンはダシの材料の種類が多すぎたり、ダシが濃く出過ぎたりしているものが少なくありません。スープの最後の方が美味しくなくなるラーメンはどうなんでしょうか? 何事も多ければいいってもんではないと思います。

某ウイスキーのCM

何も足さない。
何も引かない。
これ以上のものが虚飾に思える。

囲碁にも、文章にも、料理にも、音楽にも共通に使える至言です。実は私の座右の銘だったりします。

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hidew 2008.10.14 [1]

聘珍樓「特上肉饅」は旨味が多過ぎでダメ

おごちゃんの雑文 ≫ Blog Archive ≫ 聘珍樓「特上肉饅」

.. マズいってことは全くない、むしろおいしい、つーか超おいしい。でも、ダメ。..

豚肉、エビ、竹の子、玉ねぎ、ねぎ、フカヒレ、帆立貝、干貝柱、風味原料、砂糖、ごま油、ラード、酒類、香味料(八角、ちょうこう等)他

結局のところ、旨味が多過ぎでダメなのだ。もう食べて行く端からどんどん飽きて来る。これを3倍くらいに薄めても十分おいしい肉饅になると思うし、このままであれば1/4くらいのサイズでいい。