またみつ 2005.05.27
#479 棋譜解説発見
棋譜解説発見
部屋の片づけをしていたら、苑田−馬戦の棋譜解説の載っている本が出てきました。
(高木祥一九段「天下の奇譜と奇手」)
テーマ図は66手の局面で、タイトルが「盤上真っ二つ」。
「盤を真っ二つに叩き割ったような白の大模様」は、その時点の白模様のスケールの表現であり、「圧倒」とは、それで90目の地に対抗できるという判断力のことでしょうね。
勝負の機微は、黒105、白106のあたりにあったようです。さいごは黒205が小ミスで206なら白2目半勝ちとのことでした。