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hidew 2005.05.14

#433 プロの棋譜とアマの棋譜

プロの棋譜とアマの棋譜

【プロの棋譜】
手順そのものは保護されるべき対象ではありませんし、そもそも誰が打ったか分からない棋譜の価値は低いでしょう。しかし、棋戦名や対局者名を併記することで商品価値が上がります。プロの対局者名には「ブランド(商標)」としての価値があると思います。

【アマの棋譜】
アマの棋譜に保護されるべき価値はありません。ただし、人格権(プライバシーの保護)による公開の制限というのはありえると思います。例えば電話の会話を全国放送されるとしたらそれなりの心の準備が必要です。対局者が棋譜を公開されることをどこまで想定していたかが問題です。

KGSで打った棋譜は全世界に向けてWeb公開されているので、ブログなどで棋譜(名前付)を使用することは全く問題ありません。しかしWeb公開された棋譜であっても新聞やテレビで採り上げられるとすれば「聞いてないよ〜」ってことになりそうです。

公開の場が小さいメディアから大きいメディアに替わるときは要注意です。ただ、インターネットが「大きいメディア」なのかどうかは分かりません(意外と小さい)

もし地域情報で、プライバシーに関わるような情報を発信する場合は、軽くアクセス制限をかけるといいかもしれません。