#398 ドベネックの樽
19世紀の有機化学者リービッヒは植物生理学も研究し,植物の生育は最も不足する栄養分に左右されるため,最も不足する栄養分を施さない限り他の養分を施しても植物の収量はよくならない,という最小養分律を提唱した。
このことをわかりやすく説明したものにドベネックの桶がある。桶の板を各養分または要因とし,桶の中の水の量をその作物の収量とすると,その水の量は一番低い桶の板によって決まるというものである。
竹本健治「入神」ではこれを引き合いに出して、総合力の重要性を説明している。
- 竹本健治
- 1999/09
- ¥ 950
牧場智久は、17歳で史上最年少の本因坊となった若き天才囲碁棋士。彼の前に現れた終生のライバル桃井。両者は若獅子選決勝で対決する。命を賭けた戦いを制したのはどちらか? 脈打つ囲碁の世界を描く。
私メのバヤイ、ヨセがうまくならない限り碁の成績が上がらないということを悟り碁への情熱が消え失せました。