#387 野球馬鹿 清原和博
朝日新聞 2005-04-22
7回2死満塁。内角フォークに空振り三振。直球だけを待っていた清原が珍しくバットをたたきつけた。
「ちゃうやろ、ケツの穴ちっちゃいなぁ」
8点差の状況で、望んだ真っ向勝負ではなくかわされたからだ。
これが事実なら、清原和博 は勝負というものがまるで分かっていない。あるいは野球が自分のために存在する劇場のようなものと考えているのではないか。
清原は恵まれた体格と非凡な野球センスで、野球のエリートコースを一直線に歩いてきたために何か重要なことを学習しないままここまできてしまったようだ。野村克也、落合博満、古田敦也といった苦労人が見せる「勝負師の知性」を清原は全く持っていない。
清原と同じく野球エリートである 松井秀喜
は例の「5連続敬遠」に対して沈黙を保った。そして10年後に敬遠を指示した監督の息子が松井のファンだと知って、サインを贈ったという。ここに本物の野球エリートと単なる「野球バカ」との違いがある。
碁界においても「きれいな手」と「きたない手」を区別し「ハメ手を打つのは卑怯」と言うような人がいるけど、それは清原と同レベルの すごもり君である。
清原「今のオレに変化球投げるなんて、」
清原は最後まで野球を理解しなかった。
2ちゃんねるではツッコミ放題だが、ことごとく言い得ている。