#374 修(守)・破・離
修(守)・破・離
「独創」を成すためにはまず徹底した「模倣」「学習」が必要です。「ゆとり教育」という高度な教育を実践するためには「詰め込み教育」が必要です。一見するとパラドックスのようなこの事実をしっかり理解しないと「'独創'という名の'独善'」や「'ゆとり'という名の'さぼり'」を生み出すだけで終わります。
西澤氏が全く同じことを剣道だか何だかの格言を使って言っていました。彼は少年時代、運動音痴でクラスの皆からバカにされたらしいのですが、剣道だけは人並みだったと言っていました。
「修(守)」は徹底した「模倣」「学習」。それをなし終えた後に「破」があり、「離」があるのだそうです。
やっぱり、同じ時期に学長と学生の関係だった杜の都の変人同士は思考形態が似ているのかな?