Amazon オススメ商品

hiro-t 2005.03.27

#323 Re: 秀栄VS秀哉

Re: 秀栄VS秀哉

hidewさんの補佐(笑)で出てきました。

秀哉の評判がイマイチなのは、秀栄との黒番を最後二連敗していることが最も大きいでしょう。(最後の黒番になってしまったし。)

秀哉の碁を並べた(数年前四巻まで並べて、そこでストップ)感想は、ゴツゴツした感じというか感覚的に並べづらいのは確か。視覚的・図形的にこの1手が目立たないのも損しているかも。

雁金戦(有名な対抗戦の碁では無い)で、100手目だったかケイマの突出しを打たせる碁が昔棋道に載っていて、解説の坂田が「ヨミの深さには恐るべきものがある。現代(昭和50年頃ね)の碁はここまで読み切っていない」と感嘆していました。

趙治勲も「秀哉名人はヨミの深い人で、もっと評価すべき」と書いていた(「闘い」?)と思うし、60前後で呉・木谷の先番を打ちこなしたのは当時の年齢感覚を考えると相当と思いますね。