#32 囲碁と数学 - 数学オリンピック金メダリスト 児玉大樹
1992年モスクワ大会で、日本人として初の金メダルに輝いた数学の天才。彼が碁を打ったということは興味深い。抜群の頭脳の持ち主にしては言うことが少し俗だけど、今頃は財務官僚にでもなっているんじゃなかろうか。数学オリンピック金メダリスト 児玉大樹さん
（科学朝日 1992.10）Q. 学校生活はどんな感じ？
A. 中二から囲碁部でした。高一のとき、団体戦で全国で準優勝しました。一応六段です。Q. 囲碁と数学に共通点ってあるのかなぁ。
A. よく聞かれる質問です。'直観と正確な論理展開'を必要とするところと答えています。Q. 将来は何をやりたいの？
A. 1.金が儲かる。2.ラクである。この２つを満たすことなら何でもいい。..抜粋..
- 問題があるからそれを解く。新しい論理を展開するのは苦手です。答えがあると気楽。
- 大学では（囲碁は）やりません。遊べるクラブに入ります。夏はテニス、冬はスキー。
- 勉強時間とテレビ見る時間だったら、テレビが１０倍くらい多かった。