hidew 2005.03.25
#316 考える/見える
考える/見える
http://plaza.rakuten.co.jp/nipparat/diary/200503230000/
要約
秀哉は碁を作る、秀栄は自然と流露する。
よって、真の名人は秀栄であり秀哉は達人である。
なるほどと思います。
「流露」は「手が見える」というニュアンスです。下記に分かりやすく言い換えてみました。
''秀哉は考える. 秀栄は見える.''
やはり筋良くサラサラと打っていくのが理想で、長考して手をひねり出すようでは修行が足りないのでしょう。そういえば丈和も同じ事を言ってました。
本因坊丈和『囲碁訓戒』要約
見えない手を見出そうとして長考するのは欲張りで邪道だ。
筋に従って早打ちすれば欲の入り込む余地がなく上達する。
しかし、ふと「筋悪の早打ち」でお悩みの dさんを思い出しました。早打ちだと「欲」がモロに出てしまうこともあるみたい・・・