#232 依田紀基『勝負の極意』
フローラル出版の本は装丁や活字が少し安っぽい感じはしますが、内容は良書が多いと思います。着眼点が他の出版社よりシャープで、どちらかというとマニア向けのようですが。
『勝負の極意』は依田紀基が世界の一流と戦ったときの率直な感想が書かれています。内弁慶な日本プロには、こういう本は書けません。世界プレーヤーの面目躍如といったところでしょうか。
なお、文体が口述をそのまま載せた感じで、好き嫌いがあるかもしれません。依田紀基がブログを書いたらこういう内容になるんじゃないかというくらい生の声がダイレクトに伝わってくるので、私は良いと思います。
#こういう内容を「依田ノート」と言って欲しかった。