#1869 謝依旻女流本因坊 VS 小沢一郎民主党幹事長
民主党の小沢一郎幹事長は23日、都内で開いたテレビ局のイベントで台湾出身の女流本因坊、謝依旻氏(20)と囲碁の公開対局に臨んだ。あらかじめ3つの石を置くハンディをもらっての対局で、序盤は小沢氏が優位を保っていたが、終盤に逆転され、4目差で敗れた。
囲碁好きで知られる小沢氏。約2時間半に及ぶ熱戦で小差ながら敗れはしたが、プロの解説者は「いくさ上手」などと評し、対局後に謝氏も「今日は苦しい場面の方が多く、考え込んでばかりだった」とたたえた。小沢氏は終盤の決め手を逃し、「勘違いしちゃった」と悔しさを押し殺すように苦笑い。 (23日 22:48)
小沢一郎は一体、いつ碁の勉強をする暇があったのか知らないが筋が良く、本格的な棋風である。
堅い。堅すぎる。上手の強さを熟知した勝負師の打ち方だ。
かつて将棋の升田幸三が「囲碁のプロに打ってもらうときは三眼作るつもりでちょうどよい」と言っていた。まともに戦って勝てるようなら3子も置く必要はない。
この「守って逃げる」という打ち方は勝つためには正しいが、興行的にはイマイチである。「つまらない碁でもいい。勝つ!」という本気が伝わってくる。お好み対局(エキシビション)なのに向きになって勝ちにいくところなど賛否両論あるだろうが、私は好感を持っている。
結果は逃げ切れず、白の4目勝ち。
碁は上出来だ。政治で老醜を晒すよりも、引退して碁を楽しむ方がいいのではなかろうか。
関連
謝依旻
http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000398.htm
小沢一郎ウェブサイト
http://www.ozawa-ichiro.jp/
只の公開対局ではないな、と思ったのが、すでに配置されている5人のSPでした。入り口周辺や客席、隣の入門教室の会場にも目を光らせ、おざわぎいんが座る対局椅子の裏までチェックしていたのには、ビックリ(まあ、当然か)。そのうちの一人と私の眼があって、またビックリ、私は髪が伸びてきていて、おまけにマスクをしてましたから、会場でいちばん怪しかったかもしれません(苦笑)。バツが悪くなって思わず、マスクを取り、持っていたCCレモンを一口飲んでニッコリしてみたんですが、黄色い液体がよけいに怪しかったでしょうね。
.. 前から4列目ですから、対局者の表情も直接よく見えるぞ、と思ったのが甘かった、そのうち、巨漢の男性が私の前にどっかと座ってしまいまして、あんた何すんねん!と後頭部を見ると、なんと林海峰先生でした。そのお隣には奥様も。その隣には杉内寿子八段、信田常務理事、万波奈穂二段、林先生の隣に大竹理事長、その前には、本因坊秀芳、黄孟正師匠、メイエン先生、白江先生、最前列に武宮先生、スタンバイの梅沢先生にレドモンド九段と、これでもかという布陣で、始まる前からもう満腹です。