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hidew 2009.09.28

#1837 自民党総裁選 2009秋

野党に転落してほとんど注目されていない自民党総裁選だが、河野太郎が総裁になればまだ希望がある。

西村康稔には泡沫感が漂っている。噂では「若手の票を分裂させて河野太郎を当選させないように古狸が画策した」という説が流れている。なるほどと思わせる話だ。そういうことをやっているから自民党は没落したのである。分裂工作するにしても他に人材はいなかったのだろうか。

谷垣禎一は悪くはないが、良くもない。福田康夫元首相と同じくリーダーとしては全く不向きなタイプだ。古狸の思惑通り谷垣禎一総裁になれば、自民党はジリ貧だろう。

自民党にとって起死回生の一手が、河野太郎総裁である。売国政治家として評判の悪い河野洋平(父)を反面教師にしたのか、なかなか立派な政治家だ。筋を通すがゆえに「敵が多い」という点は小泉純一郎元首相を彷彿とさせる。年金や行政改革で主張している政策には支持できる点が多いので頑張って欲しいと思う。

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hidew 2009.09.29 [1]

河野太郎の過ち

「年寄りは退場せよ」という言い方が良くない。正しくは「老害の考え方は退場せよ」と言わなければならない。

未来に責任を持つ政治は老人には難しい。「自分が死んでいなくなった後のことは知らない」というのが人情だろう。年金でも健康保険でも孫の世代に借金をつけ回して、自分たちだけ楽をする。そういう食い逃げの思想が退場しなければならないのだ。「孫の世代のために頑張る」という年寄りは退場しなくてもよい。

河野太郎は政治姿勢も政策も支持できるけど、表現が上手くない。敵にしなくてもいい人まで敵にしてしまって必要以上に嫌われる。小泉純一郎との違いは「政策的に嫌われる」か「人間的にも嫌われるか」という点だろう。

「若い世代が自民党(日本)の将来を考える」こういうキャッチコピーを強調すれば、結果的に「年寄りは退場せよ」ということを臭わせていても、今回ほど不快感をもたれることはなかったはずだ。

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