#1820 酒井法子の光と影 - 覚醒剤所持容疑
酒井法子の失踪は夫の逮捕によるマスコミ報道から身を隠すにしては不可解だったが、その理由は考えられる中で最悪のものだったようだ。
酒井法子容疑者の夫「妻も使っていた」と供述(産経新聞) - Yahoo!ニュース
覚醒剤取締法違反容疑で逮捕状が出た女優の酒井法子容疑者(38)について、同法違反の現行犯で逮捕された夫の自称プロサーファー、高相(たかそう)祐一容疑者(41)が「妻も使用していた」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は酒井容疑者が覚醒剤を使用していた疑いもあるとみて行方を捜している。
酒井法子は「アジア美人」を定義するような顔である。台湾、香港、韓国などでも人気があるらしい。この顔だからアイドルとしては成功が約束されていたようなものだが、さらに、歌って良し、演じて良し、のマルチな才能があった。
個人的に印象深いのは ひとつ屋根の下 と 碧いうさぎ である。
「ひとつ屋根の下」は、日本のドラマ史上、最高傑作のひとつであろう。酒井法子演じる柏木小雪は、どこか酒井法子本人とも重なる役柄だった。この当時から、酒井法子には言いようのない「影」があったように思う。「マンモスうれぴー」という明るいキャラを演じれば演じるほど、それとは逆の憂いや哀しみのようなものが感じられた。よく言えば人間的な深みがあるということでもある。
結婚して、子どもを産んでからは、アイドルを演じる必要もなくなって、普通の「幸せなお母さん」になったように見えた。内面にはやはり深い闇を抱えていたのだろうか。
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- 生年月日 1971年2月14日
- 出生地 日本・福岡県福岡市
- 血液型 B
YouTube - 政府広報 ドラッグは、君を壊す。
http://www.youtube.com/watch?v=MsklXbvm8yI
「懲りない女」の罪と罰―「懲りない女」の女囚日誌〈PART2〉覚醒剤を克服した!涙と苦悩と笑いの奮戦記 (「懲りない女」女囚日誌シリーズ (Part2))
- 横田 百合子
- 日新報道, 2002, 単行本
- ¥ 1,575
酒井法子が覚醒剤を使っていたのなら、もう戻れない。薬が抜けるまで逃亡して一時的に処罰を逃れても、覚醒剤から逃れることはできないだろう。
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