#182 ウソ手の是非
【関連】
- http://www.pietsch-companion.com/igo_talk/archives/2005 ..
- http://igo.t-factory.jp/diary/archives/2005/01/post_88.html
「騙す手」とか「ハメ手」が非難の対象になることがありますが、そんなに問題でしょうか。
そもそも置碁が「指導」なのか「勝負」なのか微妙なところですが、勝負として打たれる置碁の場合、上手は最初から相手の間違いを期待しております。ただし、強い人ほど騙しのテクニックが巧妙なので、騙しているようには見えないだけです。
↑この形は県代表クラスでさえ黒地かどうか分かりません(一応黒地らしい) こういう形は目算して負けていたら当然手をつけるべきです。
d の対局で3手完結の騙し手はさすがに時間の無駄ですが、それでも打ちたい人は打てばいいと思います。 ddk(二桁) の対局では3手完結の騙し手も意味があります。そもそも打ってる人達は騙したり騙されたりという感覚ではなく、純粋に技を競っているつもりだったりしますから、そこに含まれる嘘は当人達にとっては嘘ではないのです。
盤上は正しい方が勝つことになっていますから、ウソ手をいちいち気にすることはないと思います。