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hidew 2009.07.19

#1815 懲りない人 - 「碁法の谷の庵にて」風の精ルーラ氏(4)

風邪の精ルーラ 氏の妄言、官僚作文、屁理屈に対するツッコミ集。

お題は何でもあり。

関連記事

  1. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/diary/200907020000/
  2. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002001
  3. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002002
  4. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002003
  5. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002004
  6. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002005
  7. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002006
  8. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002007
  9. http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/diary/200907170000/

*

hidew 2009.07.20 [1]

シーズン VII

hidew

勝手に意味を足して、日本語を破壊するな。

風の精ルーラ

ある世界でのみ通じる一定の概念に既存の日本語を用いたら日本語の破壊とは、かつて海原氏に批判していたような..
暗号や隠語を用いたら日本語の破壊なのか。

そういう理解しかできない日本語力が問題なのである。

和風素材/篆刻素材AOI(葵) 私が批判しているのは「酒を飲んでいても、場合によっては『研鑽』ということができる」という、オレ様解釈の後付けを「他に言葉を思いつかなかったのだから仕方ない」という言い訳で開き直っているような態度だ。ごまかしの二乗でどうしようもない状態である。

「研鑽」という言葉は暗号や隠語なのか?

研鑽、義務、尊厳、豪語というのは、辞書に載っている一般的な言葉である。これらの言葉を何の断りもなく使うなら、当然、辞書に書いてある意味で使うべきだ。

ある世界でのみ通じる解釈、および暗号や隠語は、ある世界でのみ使ったらいいだろう。どうしても特殊な解釈が必要な場合は、せめて事前に説明すべきである。

#Hacker ハッカー という言葉がある。これは業界では「ITスキルの高い人」という意味だが、一般的には「IT犯罪者」という意味で使われる。当然、話す相手や文脈によって使い分ける。

彼の問題は、日本語力だけではなくて、法曹という「コップの中の世界」を客観視できないという点にもありそうだ。法曹の狭い世界だけが「全て」だと勘違いをしてしまう。内と外の区別ができない。

hidew 2009.07.20 [2]

つまみ食い

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002007

彼の文章は、職務があるんだから受けろや、と言っているようにみえるが、もしそれが非難をする人間の免責まで意味するのなら、その発想は信じられないというか「最低最悪」である。

他人には「全ての情報に目を通してから、批判せよ」と言うくせに、自分は「わずか 140文字程度の文章も全部読まずに、見当違いの反論を返してくる。

#1812-17 hidew
どれだけ被害者遺族を愚弄して、傷つければ気がすむのか。それが弁護士の仕事だというなら、弁護内容について激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事である。

この文章は、前段を反語的に解釈すべきなのだ。つまり「弁護士の仕事だからと言って、何を言っても許されるという訳ではない」という意味になる。それを受けて、弁護内容について批判する側にも、節度が要求されるのは当然である。

  1. 弁護士は被告の弁護のためなら、被害者遺族を愚弄してもよい。
  2. 弁護内容について激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事である。

「1 なら 2」という言い方をした時に、1 が何となくおかしいのだから「反語」だと分かりそうなものなのに、彼は都合良く 2 だけを切り出して、何かを言っている。

140文字程度の文章さえ正確に読めない人間が、光市事件の全貌を捉えたようなつもりになっているのだからお笑いだ。彼は「光市事件については情報を収集すれば分かるんだ」と言うばかりで、具体的に「どの資料の、どの部分を読むと、あの愚劣な弁護が正当化されうるのか」を示すことはない。おそらく彼自身も分かっていないからだ。

hidew 2009.07.20 [3]

迷探偵の推理

法曹の世界では光市事件弁護団を擁護する流れがあったのだろう。彼はいつも通りの思考停止+付和雷同で追随した。 ところが、実際に突っ込まれてみると、自分では何も考えていないものだから、うまく説明できない。

彼は「いちいち人に聞くのは悪質教えてくんのやることだ」と牽制球まで投げていた。

聞いてもいないことまで我田引水して延々と演説する「悪質教えてあげる君 #1809-10 」が、珍しく「教えるのは嫌」ということを滲ませるのだから、何か臭う。情報収集ゲームにこだわって、本論(各論)に踏み込もうとしないのも怪しい。

今までの傾向から言って、彼は、本当に説明できること(資料が揃っている)なら、鬼の首を取ったように、それを書く。鼻の穴を大きくしているのがこちらにも分かるくらいに。

光市事件の弁護内容に関してはそれがない。「情報をきちんと調べずに、弁護団を非難するな」と言うばかりである。

結局のところ、彼は口で言うほど分かっていないし、説明もできない。言えるのは「シロートは黙っとけ」という程度のことだ。よくよく考えてみると彼もプロではないが、自分だけは分かっているつもりなのだろう。

hidew 2009.07.20 [4]

人間性

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002007

では、いま日本で、死刑囚の苦悩や死刑囚の家族の苦悩があるのに死刑判決を言い渡す人、死刑を執行する人は「人間性がない」とでもいうのだろうか。必要な公共施設を建設するために住み慣れた家を立ち退かせる場合、立ち退きを決定する行政官や執行官は人間性がないのだろうか。

防腐剤 ここで「立ち退き」の事例が出てくるのはよく分からない。なんでこんな突拍子もない話になるのか。住み慣れた家にこだわるのは「人間」だからというより、もっと高次の政治、経済、宗教などに関わる問題である。やはり彼は「人間性が問われる」ということの意味が分からないようだ。

人間性というのは、平たく言えば「人間ならば○○」「人間だから○○」という人間としての根源的な性質、感覚のことだ。

  • 「強姦は死者を生き返らせる儀式」を遺族の前で言うべきではないということ、
  • 言ったところで何の利益もない(何の共感も理解も得られない)ということ、

これらは 人間ならば分かる。犯人が「人間として異常」なのは仕方ないとして、弁護士まで人間であることを忘れてしまってどうするのか。

何回言っても分からないようなので、私は「光市事件弁護団=スピーカー(機械)」と理解することにした。機械に人間性を求めた自分が愚かだったということにする。

死刑の方はまさに「人間性喪失」の深刻な問題がある。だから、私は「死刑廃止→終身刑」と言っている。

今頃になって、死刑廃止の意味が見えてきたのだろうか。
(それがテーマだったはずの #1710 で、彼はくだらない情報量ゲームに終始した。)

hidew 2009.07.20 [5]

放火と消火

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/diary/200907170000/

そろそろ司法系のことを説くのはおやめになるか、勉強なさっては?

私が普段、司法について書くのは極めて限定的な内容である。今回は、風の精ルーラ氏が「トホホ論法」の盾として、しばしば自分の専門である司法系の話題を持ち出すので、なりゆき上その話題に言及する。既に決着した光市事件を蒸し返したのも、彼が「論点そらし」のためにやったことである。司法の話題にズラそうとして必死だったのは、彼の方だ。

元々は囲碁・勝負の話題だった。

  • 神が相手でも勝たねばらない。
  • 棋士には研鑽の義務がある。

これらの話題が、なぜか、光市事件、足利事件に飛び火した。彼が放火した(話題を脱線・拡散させた)からだ。放火犯が「いいかげん消火しようよ」と言い出すのだから、唖然とする。
放火と消火 - 要するにいつものマッチポンプ。

私の主眼は、彼がやらかした「言論のトホホ」をネタにすることにあるので、司法系の話題にはこだわらない。でも、乗りかかった船だから、急に終わるわけにもいかないだろう。

hidew 2009.07.21 [6]

立場

#1812-14 複数の立場を使い分ける姑息な言論 (hidew)
自分の意見が定まっていないのに、なんで他者の意見を評価できるのか。

風の精

真理はまず分からないから、真実につながりうる手続を行うことで真実を見定める。この基本的な思考 ..
(手続がおかしいと指摘するのに、自説まで決めることは不要。..

真理は分からないと言いながら、「手続きをどのように行うか」ということについては、なぜか、答え(立場に関係なく導き出される真理)が分かっているようだ。「手続きにもいろいろある」ということは一切考えない。

彼は「手続きが云々」を語る前に、もっと基本的なところでトンチンカンだ。

「神が相手でも勝たねば。勝てなければ否定的に評価」という、それ自体が誤った内容の脳内妄想を、適当に世論としてでっちあげ、それを論拠に「私は棋士に研鑽を求める」「棋士には研鑽の義務がある」と言う。これが彼の言う「手続き」の正体(実践)である。

  • みんなの意見を代弁する。
  • 自分の意見として主張する。

とりあえず、何かの意見を言うときは、この2つの「立場」をはっきりさせて欲しい。#1812-24 , #1812-25 , あたりでしつこいくらいに皮肉ったから、「みんなの意見を代弁しただけ」という脳内妄想世論のインチキについて気づいてもらわないと困る。

複数のスタンダード(立場、意見)を使い分けて、その場その場で姑息な言論を書くという、ご都合主義をやめるべきだろう。

hidew 2009.07.21 [7]

無意識の絶対基準

ついでに、「(手続きの)問題点を指摘するのに立場は関係ない」という欺瞞についても書いておく。

弁護人を付けずに裁判をするな - これは立場に関係なく言えることか?
凶悪事件の被害者・遺族という立場なら「凶悪犯罪者に弁護など必要ない」と考えるかもしれない。

「凶悪犯罪者は石打刑にしろ」 - 島谷氏 が時々ぶち上げる「残虐な刑罰」は、凶悪犯罪の被害者・遺族の立場になれば、理解はできる。

風の精ルーラ氏が「立場は関係ない」と言っているのは、要するに「近代民主国家の司法制度を守ろうとする立場」を絶対化しているだけなのだ。「社会が滅茶苦茶になってもいいから、犯人にはできるだけ苦しんで死んで欲しい」と考えてしまう被害者遺族の立場には全く思いが至らない。

自分の主観(法曹の常識)=客観・真理

と思い違いをしている。

「意見はひとつ」という偏狭な世界から一歩も外に出ないと、いつのまにか、その世界での常識が「絶対基準」として固定化されてしまう。彼の場合は、法曹だけが「世界」だから、どうしても見方が狭くなる。カルト宗教の信者によくあるパターンだ。

hidew 2009.07.21 [8]

話題を囲碁に戻す?

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/diary/200907170000/

曲がり4目をはじめ、囲碁をすべて実戦的解決しようという人が、裁判における実際に出させてはねることによる解決はダメと言う。王立誠の打ち上げ事件はルール上全く問題ないという人が、裁判では自分勝手なルールをでっちあげる。

また全然別の話を持ち出した。

専門分野で不見識を晒すと本業に差し障りがある(もう手遅れかもしれないけど)から、囲碁の話題に戻したいのだろうか。

#1808-1
囲碁でトンチンカンなことを言って笑われるくらいだったら、たいして害もなかったのに、彼は「自分の専門分野なら、少しはまともなことを言えるだろう」という安易な考えで司法関係の話題に転換した。しかし、裏目に出ている。「専門分野でさえ、この程度のことしか言えない」となれば本業に差し障りがあるんじゃなかろうか。

王立誠の打ち上げ事件について、詳しいことは海原氏との議論を参照してほしい。

あれは一言で言うと「柳時薫がアタリを見過ごしたポカ」である。

盤上は突き詰めると「数学」の世界なので、ルールで全て割り切れる。しかし、人間社会というのはそうではないだろう。盤上と人間社会の区別もつかないのか。あれほど「現実、現実」と騒いでいたのに。

kawaguti 2009.07.22 [9]

二点ほど

まず一点、山口母子殺人事件については
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/yamaguti.htm
この程度の資料には眼を通すべきではないですか。(全部とは言いませんがまあ強姦は死者を復活させる云々の周辺とか)
ちなみに、Yahooの検索で簡単に出てきました。

私の批判は、J-CASTニュース の内容だけで完結しているので、バカみたいに情報に集める必要などない。

というのはかつて私に向かって報道の捏造・虚偽の可能性云々と説教を垂れた人とは思えない言葉でしたが…
「第三者が事実関係を確認せず、騒いではいけない」
hidewさんの立場はこういうものだったはず。然らば弁護団の主張内容の真意は確かめるべきだったのでは。
情報は多けりゃいいというものでもないのはたしかですが、さすがにこの事例は、マスコミ報道では足りないでしょう。

kawaguti 2009.07.22 [10]

二点目

手続きの話題に関して、
現在の日本国憲法を認めないというのなら話は別ですけれども…
下を参考に(この程度なら特に法律を勉強していない人でも調べられる範囲の筈なので…)。

憲法第三十一条
何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。
憲法第三十七条

  1. すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
  2. (関係ないので省略)
  3. 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。

仮に「凶悪犯罪人に弁護など必要ない」と主張するのであれば、
上記の憲法やその他関連する法律を変えて「場合によっては被告人に弁護士を附さない事もある」という「正当な手続き」を規定しなくてはならない。(島谷氏が石打刑を法として提案しているのにはこういう理由があるのではないか。勿論、裁判や刑罰に関する法を作る・変える場合には「基本的人権の尊重」を侵していないか厳しく検証されるだろうが)
少なくとも弁護人を置く事が正当な手続きとされている以上、「弁護人を付けずに裁判をするな(正当な手続きを行え)」というのは、(「今の日本の中で」という条件がついてはいるが)立場に関係なく言える。

と思うのですがどうでしょうかね。

被害者遺族の立場には全く思いが至らない。
自分の主観(法曹の常識)=客観・真理  と思い違いをしている。

hidewさんの非難はなんかとんでもない方向に行っている気がします。

hidew 2009.07.22 [11]

ご都合主義で立場を変える

[9]
まず一点、山口母子殺人事件については
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/yamaguti.htm
この程度の資料には眼を通すべきではないですか。(全部とは言いませんがまあ強姦は死者を復活させる云々の周辺とか)

「強姦は死者を生き返らせる儀式」という弁護内容については、どの資料(上記のURL)にも書いてあります。何か問題があれば具体的に指摘してください。

光市事件については下記が私の結論です。

[4] 「光市事件弁護団=スピーカー(機械)」と理解することにした。機械に人間性を求めた自分が愚かだったということにする。


法律的手続き論が云々というのは風の精ルーラ氏がお得意の「論点そらし」で書いたことです。

彼が立場を変えてごまかそうとしていたのは「神が相手でも勝たねばならない。勝てなければ否定的に評価される 」という話です。「みんなの意見を代弁しただけ」と「自分の意見」という立場を交互に使い分けて、内容の誤りから目を逸らせようとしました。この話でインチキ論法がばれたので、彼は、急遽、法律の話に脱線させたのです。いつものやり口です。

そういえば、kawaguti氏も、以前「海原氏の代弁をしただけ」という責任逃れを書いていました。#1732-23 「解釈」という名目で自分の意見をのっけておいて、都合が悪くなると「自分の意見ではないので」と言い逃れをする。

私が「自分の意見、自分の立場を明らかにせよ」と言っているのは、そういう行為に対する批判です。

hidewさんの非難はなんかとんでもない方向に行っている気がします。

具体的に書いてくださいね。

kawagutiさんから見て「とんでもない方向」ならば、私はむしろ安心です。

海原健叡 2009.07.22 [12]

そういえば、kawaguti氏も、以前「海原氏の代弁をしただけ」という責任逃れを書いていました。#1732-23 「解釈」という名目で自分の意見をのっけておいて、都合が悪くなると「自分の意見ではないので」と言い逃れをする。

 英語の授業を受けたことがないんでしょうか。「この文章の意味をどうとるべきか」ということと、「その文章の内容について賛成するか否か」は別のことなんですけどね。
 

kawaguti 2009.07.22 [13]

「強姦は死者を生き返らせる儀式」という弁護内容については、どの資料(上記のURL)にも書いてあります。何か問題があれば具体的に指摘してください。

上記資料の9月18日の部分以降も関連があるので一応は確認して頂きたい。

被告人の弁明を(遺族感情、世論のために)切って捨てるというのが人間的と言うのなら、
「光市事件弁護団はスピーカー」と結論なされても私は別に構いません。(それでも弁護団が例の主張をする事は法的に何の問題も無いし、懲戒処分の対象(品位を失うべき非行)にもならない事は確かですが)
私自身は寧ろ弁護団は人間的であろうとした(被告人を救おうとした)のだと思います。

具体的に書いてくださいね。

「弁護人を付けずに裁判をするな」は立場によって言えない事がある。
hidewさんが反論するならこれを主張するべきだったのではないでしょうか。
[7] ではそう言っているようには見えませんでした。
あんまり言うとルーラ氏に迷惑がかかりそうなのでここで一旦止めておきますが。

hidew 2009.07.22 [14]

国語の授業を受けたことがないんでしょうか。

「もう相手にしない」と何回も言っていたのに、#1732-26 また、来たんですか。

私は、kawaguti氏が余計なことをした(海原氏の意見として蒙昧なことを書き散らした)せいで、海原氏が不当に恥をかいたと思っていました。あのトンチンカンな解釈(意見)#1732 を海原氏も認めるんですね。

hidew 2009.07.22 [15]

自分の意見として言えば、

[13] あんまり言うとルーラ氏に迷惑がかかりそうなのでここで一旦止めておきますが。

言論の責任を自分で引き受けない「卑怯な態度」が他人に迷惑をかけるという自覚はあるんですね。

自分の意見として言えば、ルーラ氏は関係ないでしょう。

hidew 2009.07.22 [16]

本音と建前(情と理)

少なくとも弁護人を置く事が正当な手続きとされている以上、「弁護人を付けずに裁判をするな」というのは、.. 立場に関係なく言える。

法律は「みんなの意見に、自分が合わせなければならない」という性質のものなので、「法律に立場は関係ない」とする風の精ルーラ氏の言い分は間違っているとはいえません。でも本音では

  • 悪あがきをするだけの弁護士は要らない
  • 凶悪犯には死刑すらなまぬるい

と現行法に反することを考える人(立場や意見の異なる人)はたくさんいます。

私は、建前しか考えることのできない法律馬鹿(機械)と、本音の情緒をぶちまけすぎる一般人の中間にいるから、風の精ルーラ氏と、島谷氏の両方を批判することになったわけです。風の精ルーラ氏は「右翼を批判する人は左翼。左翼を批判する人は右翼」という考え方しかできないのでしょうね。

なぜか「二項対立」で考えてしまうのは、よくある誤解のパターンです。

hidew 2009.07.23 [17]

法律馬鹿とは

法律馬鹿とは

  • 法律以外には何も知らない。
  • 法律だけが全てだと思っている。

という意味である。「法律だけは知っている」という点を評価した言葉でもある。風の精ルーラ氏は法律の理解さえも怪しい(なにせ日本語の解釈が滅茶苦茶だから)のに、一応、その点だけは認めようというわけだ。

しかも、ついに彼は「法律馬鹿」とまで言い出しました。
個人的経験から言わせてもらえれば、その手の言葉はろくに法律問題について話すだけの事実認識も素養もないのにケンカを吹っ掛ける悪質法律問題クレーマーが、捨て台詞か遠吠えとして使う言葉の筆頭格です。

捨て台詞か遠吠えのように思いたい気持ちは分かるけど、私の中では「法律馬鹿」というのは重要なテーマとして位置づけている。

風邪の精ルーラ 氏の妄言、官僚作文、屁理屈に対するツッコミ集。

「法律馬鹿」という直接的な表現を使うかどうかはともかくとして、メインテーマはそういう内容になる。今後もしつこく取り上げることになるだろう。

kawaguti 2009.07.23 [18]

自分の意見として言えば、ルーラ氏は関係ないでしょう。

hidewさんが完全に私の意見と取るのなら仰るとおりです。

という事で私の意見として述べさせてもらいますが、
[16] は「立場に関係して言えない場合がある」という主張にはなっていないので、反論としてどうなんでしょう。
(言える、言えないは「言う事が認められる/認められない」の意味ですよ?)

あと、以前の話題になりますけども、トンチンカンと仰いますが
「結果論的な責任の追及がどう倫理に反しているか」をhidewさんは全く述べなかった。
私の表現上の問題(「結果論的」のニュアンスが分かり辛い)はありますので、ある意味では仕方ないのですけれども。
それまでの私のコメントを参照して頂ければ分かるかとは思いますが、
一面の真理として結果論だとは言え、非難の対象となる行為については(それが非難対象と成り得るか)検証するという手続きを取る。
ですから「罪・過失・責任の無い人を責めてはならない」という前提には反しておらず、hidewさんの私の主張に対する評価は不当です。

hidew 2009.07.23 [19]

本末転倒

hidewさんが完全に私の意見と取るのなら仰るとおりです。

前の議論では、kawagutiさんが「海原氏の記事を解釈しただけだから、私を責めないで」という態度をとったから、おかしくなったんでしょう。

反論としてどうなんでしょう。

これは何かの意見なんですか?

「結果論的な責任の追及がどう倫理に反しているか」をhidewさんは全く述べなかった。

患者を死なせた医者は殺人犯? - こんな当たり前のことを何回も説明させないでください。

非難の対象となる行為については(それが非難対象と成り得るか)検証するという手続きを取る。

この文章はこういう構造ですよ。
「リンゴについては、それがリンゴであるか検証する」png 1189 byte

「罪なき人を非難することがあってもよい」と認める人 #1783-20 とは議論になりません。(終)

木曜どうでしょう 2009.07.24 [20]

○○馬鹿ではちょっと

聞こえが良すぎますね。
「○○氏はさすがに、色々な判例や法知識に長けていらっしゃる」
「いえいえ、私などただの法律馬鹿ですよ」
「またまた、ご謙遜を」

馬鹿法律というのはどうでしょう。
意味不明な響きが意味不明な論調をより引き立てるように思えます。

hidew 2009.07.24 [21]

馬鹿法律

馬鹿法律というのはどうでしょう。

「馬鹿な法律」という意味になりそうですね。公選法に強烈な馬鹿法律があります。

#1784 選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない。

hidew 2009.07.24 [22]

シーズン VIII

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002009

人に向かっては、通じないレトリックを使うなと騒ぐ癖に、自分ではそういう理解しかできないのかと騒ぎたてるとはいやはや。

  1. 風の精「場合によっては酒を飲むことも『研鑽』と言うことができる」
  2. hidew「『研鑽』という言葉に余計な意味を足して、日本語を破壊するな」#1812-3
  3. 風の精「ある世界でのみ通じる一定の概念に既存の日本語を用いたら日本語の破壊か。暗号や隠語を用いたら日本語の破壊なのか。」*
  4. hidew「そういう理解しかできない日本語力が問題なのである。」#1815-1
  5. 風の精「通じないレトリックを使うなと騒ぐ癖に、.. 」 ←いまここ

jpg 7745 byte 3のハズシ(ごまかし)がひどい。

なお、私が前におかしいと指摘したのは「神が相手でも勝たねばならない」という誇張である。これが NG なのは、通じないレトリックだからではない、誤っているからである。#1805

普通ならスルーしてもよい些細な内容だが、

  • 風の精ルーラ氏は「分かっていないことをいい加減に語るな」という割に、自分では分かっていないことを平気で言う。
  • 以前にも似たような論争(コンピュータ囲碁に関して、囲碁の真理が云々)があった。 #1446 , #1447 , #1452 ,

これらが伏線となって、「#1771 碁の本質 - 神と神が碁を打てば」を書いた。これが論争の発端になった。

kawaguti 2009.07.24 [23]

反論としてどうなんでしょう?

反論になっていないと思います。という意味です。

非難の対象となる行為については(それが非難対象と成り得るか)検証するという手続きを取る。

訂正します、前文は「非難の対象にしようとしている行為については…」とするのが正しいです。

そもそもhidewさんが「罪・過失・責任の無い人を批難してはならない」と主張するのに「倫理」を持ち出したりする必要など無かったのですが。
広辞苑より
非難・批難―欠点・過失などを責めとがめること。
欠点・過失(またはそれに類するもの)以外を批難・批難するという形の言論は、言葉の意味の段階で「論理が崩壊」しているので(現実として存在する可能性はあるけれども、論理的には)「ありえない」言論です。
hidewさんは「結果論的な責任の追及」が「罪・過失・責任の無い人を批難してはならない」との間でどのような矛盾を持っているか指摘しないと反論した事になりません。

ちなみに、私は「罪」をかなり重い意味(犯罪、故意に人を傷つける行為等)で使っていますから、単純な過失「火を消し忘れて料理が焦げた」というような事について「罪」という言葉は使いません。
面倒だとは思いますが「罪なき人を批難すること」では意味合いで大きなずれが発生しかねないので
「罪」は「罪・過失・責任」という意味で使うと明言するか、「罪・過失・責任」と書くかしてもらいたいです。

「罪なき人を非難することがあってもよい」と認める人とは議論になりません。(終)

結論。そろそろそのトンチンカンな解釈を引っ込めてもらえませんか。

hidew 2009.07.24 [24]

内容を忘れて蒸し返す

kawagutiさんは議論の内容を忘れて、定期的に同じ話を蒸し返してしまうようですね。

全部終わった話です。

とくに打ち切りの理由 #1783-20 についてはよく読んでください。

hidew 2009.07.24 [25]

国会議員のつもり

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002009

「代弁が自説の根拠」。国会議員ってそういう側面もあるんじゃないのという気もするのだけど、彼には違うらしい。

風の精ルーラ氏は国会議員のつもりだったのか。

私が批判しているのは国会議員(の代弁)ではなく、弁護士でさえない風の精ルーラ氏が、趣味嗜好にすぎない話で「神が相手でも勝たねばならない、という世論は疑いなくある。だから、… 」と言った行為のことだ。そんな世論はないわけだから、代弁でさえない。自説に都合の良い世論を適当にでっちあげて、それを論拠に使っていいならなんでもアリになってしまう。

国会議員というのは、その資格を得るために、自らの政策を訴えて激烈な選挙を勝ち抜いている。しかも国会議員は自らの政策を組み立てるにあたって、陳情やら、視察やらで、本当に世論に耳を傾けている。国会議員が「国民が言っている」として適当な意見をでっちあげれば次の選挙で落とされる。

国会議員というキーワードを出して、ごまかそうとするあたり、彼自身も本当は何を批判されているのか、分かっているのだろう。分かっているのに認められないというのは痛々しい。職業病なのだろうか。

hidew 2009.07.25 [26]

通じない表現の責任

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002009

また、前段を反語的に解釈しろと、「通じないレトリック」を使った自分は棚上げである。

通じなかった責任はどちらにあるのか?

#1812-17 hidew
どれだけ被害者遺族を愚弄して、傷つければ気がすむのか。それが弁護士の仕事だというなら、弁護内容について激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事である。

後段だけを文字通り真に受けて「激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事」と解釈してしまう。彼の日本語力は一体どうなっているのだろう。このレベルの人に、反語表現を使ってしまった私にも責任の一端はあるので、何のひねりもない平易な表現に改めたいと思う。

弁護する人、弁護内容を非難する人、どちらにも節度ある態度が求められる。

kawaguti 2009.07.25 [27]

誤解に基づき勝手に終了を宣言

不当に辱められているわけですからいくらでも反論します。

#1783-20 について、hidewさんは以下の文章をちゃんと読んだのですか?

定義と全く外れていたり、論理が崩壊していれば別ですが、倫理的な正しさは主に社会構成員の思考・感性に依拠します。なので、「世の中の多く」が行っている事は、理由無しに(またはそれが倫理だからという理由で)「あってはならない」とは言えない。

「非・罪・責任の無い人を批難する」のは論理が崩壊していますから倫理的な正しさなど望むべくもありません。
あってはならないと言う(倫理を規定する)以前に、(論理的に)ありえない言論です。
また例の喩えですが、患者を死なせた医者に非・罪・責任があれば非難されうるし、なければ批難されない(批難の対象が無いのだから)。

後からなら何でも言える、というのは多くの状況に当てはまるのだから、多くの責任追及は結果論的に行われると言える(責任追及は「後(結果を見て)から」行われるのだから)。
私が一面の真理として結果論(結果論的)と言ったのはこの意味です。唯一の例外は責任が事前に(法・契約等で)規定されている場合です。ただし、責任の規定自体が結果論を正当化するためのものだったりします。

それにしてもhidewさんは、私が自身で「論理的にありえない」と言っているまさしくその内容(非・罪・責任の無い人を批難する)を私が肯定していると考えている(しかも指摘されても改めない)とは、何か私に恨みでもあるのですか。

hidew 2009.07.25 [28]

終わった話

[27] kawaguti
「非・罪・責任の無い人を批難する」のは論理が崩壊していますから倫理的な正しさなど望むべくもありません。
あってはならないと言う(倫理を規定する)以前に、(論理的に)ありえない言論です。

だから、そのことは、 1732で、「語義矛盾」という言葉で説明してます。#1732-43
非も難もない人を罵るのは「誹謗中傷」と言う、ということも書きました。#1732-12

全て終わった話です。

今さら重箱の隅をつついても大筋が変わるわけではないでしょう。

非のない人を悪く言ってはならない」ということです。

多くの責任追及は結果論的に行われると言える ..

  • 事後しか言えないこと
  • 事後でも言えること

の区別もつかないんですか。

私が一面の真理として .. 言ったのは .. 唯一の例外は ..

相変わらず、面白い文章です。

hidew 2009.07.25 [29]

不十分な情報で分かったつもり

私だって全貌が分かっているとは言えない。被告人に接見していないし、証拠に目を通していないのだから。

なんだ、結局、自分だって不十分な情報で、分かったつもりになって判断しているわけだ。

碁法の谷の庵にて - 楽天ブログ(Blog)

座右の銘:

  • その1:人間という生物(自分含む)は呪わしいほど愚かである。

自分含むと当たり前のことをわざわざ書いているのは、「自分だけ除外してしまう」という悪癖を自戒するためなのだろう。

kawaguti 2009.07.25 [30]

いつまでも誤解を引き摺る

「推定無罪」が「浮気行為」についてのものである事を私は既に述べています。
したがって、非難対象は浮気行為ではありません。(何が非難対象かは下で書きます)
どうしてそんなわけのわからない解釈が出来るのか不明です。

またhidewさんはこちらの言葉についても何かとんでもない勘違いをしているようです。
「~~をする事それ自体は罪ではない」
これは原則であって、それが何か重大な結果を引き起こすのならするべきではありません。
例えば妻以外の女性に会う事によって離婚(悪い事態)に至る事が明白なら、それはすべきではない。
具象と抽象の区別はしてもらわないと話にならない。
元の話題で言えば、彼の行為を「妻以外の女性と会った」と要約した時点で問題があるわけでして、
「自身の誕生日パーティの後(夜中)に、一人で、酔った状態で、週刊誌記者の見ている所で、妻以外の若い女性の家に行って、数時間滞在した」
くらい詳細に記述すれば、これを「問題が無い」などと言い切ることが難しくなっている事に気付くはずです。(誕生日くらい妻と一緒に居ろよと言う非難だってできてしまう)
このような行為は、浮気を疑われて当然であり、ばれたら周囲に迷惑がかかるのも明らかです。彼にはそうしない選択肢があったのに、しなかった。それが非難対象となっています。
なお週刊誌記者に気付いていなかった(あるいは予測できていなかった)のなら、それ自体がある種の過失です。

結果論(的)
―ご指摘の通り日本語として適切な表現ではありませんでした。ただし意味は説明しましたのでそれで受け取っていただきたい。

hidew 2009.07.26 [31]

終わった話(2)

#1783-20 のどこが誤解なのですか。しいていうなら「誤記」ですか。

[30] 「自身の誕生日パーティの後(夜中)に、一人で、酔った状態で、週刊誌記者の見ている所で、妻以外の若い女性の家に行って、数時間滞在した」くらい詳細に記述すれば、これを「問題が無い」などと言い切ることが難しくなっている事に気付くはずです。(誕生日くらい妻と一緒に居ろよと言う非難だってできてしまう)

やはり「彼の行為」が問題で、それに対して非難するということですね。最初からそのように言えばよかったでしょう。

#1732-78 hidew
責任というのは端的に言えば「より良い選択肢を選べるのに選ばなかった」ということに対して発生します。「別の女性と会った」ということについて、彼には別の選択がありえる、つまり、この点は非難しても良いが、..

この調子で全ての話題をもう一回説明させる気ですか?

スレ違いだし、面倒なんですけど。

kawaguti 2009.07.26 [32]

やはり「彼の行為」が問題で、それに対して非難するということですね。最初からそのように言えばよかったでしょう。

普通は、元からそう解釈すると思いますけど…

1732-78のその部分は見落とし(というか誤解)でした、すみません…

hidew 2009.07.26 [33]

言論の勝敗

彼は、島谷氏より分かっているのを気取っているが、実際にはコップの中の嵐の勝者(?)がえばっているだけ。分かっていないことには何一つ変わりない。

私は島谷氏に意見の違いをぶつけただけなのだが、私の主張の方が説得力があったのだろう。彼には島谷氏より分かっている勝者のように見えたらしい。

ただ、言論の場でいちいち「勝ち負け」を言うのは、相変わらず違和感がある。前にも大好きな足利事件という妙な言語感覚を晒していた。#1809-15 彼にとって、司法を語ることは「ゲーム」の一種にすぎないのか。

裁判や政治では、なんらかの決着が必要なので、専門職の人はそういう発想に囚われやすいのだろうが、一般的な議論において「勝敗」を持ち出す必要はない。「勝敗のようなもの」は当事者が決めることではなく、第三者がなんとなく感じるものである。

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002003

勝利宣言って、悪質なネット論客のやる典型行動だと思っていたのだが…

「相手が勝利宣言をした」という妄想を抱くのは、自身が深層にそういう感覚を強く抱いているからだ。

悲惨な事件を論じることに「好き・嫌い」の感情を持ち込み、司法に関する議論を「勝った・負けた」で判定する。これが彼の価値観なのである。

彼の言論は、勝敗という意識が強い割には、あまりに貧弱だ。抽象的な誹謗と、ごまかしの抗弁ばかりで、「ギャラリーに向けて分かりやすい文章を書く」という意識は全くない。この件は 表現の自由 に関連づけて改めて書きたいと思う。

hidew 2009.07.27 [34]

コップの中の嵐

コップの中の嵐の勝者(?)がえばっているだけ。

この一文は読めば読むほど面白い。

ブログ上の議論が「小さな話」というのは言うまでもないが、それをわざわざ否定的なニュアンスで「コップの中の嵐」と揶揄した点がポイントだ。「#1809-6 お花畑の人々」と似た構図である。

風の精ルーラ氏や海原氏(両者とも法律関係者)を観察していると分かることだが、彼らはやたらに「社会のために」と言いたがる。自分たちのやっていることが「社会的に意義のあることだと認めてもらいたい」という意識が強く滲み出る。世論の代弁者になりたがるのもそのひとつである。なぜか。

法曹は一般市民に関心を持たれていない。まさにコップの中の世界なのだ。法律家の中に「狭い閉じた世界での浮世離れした言論」に関して何らかのコンプレックスが沈殿している。だから「社会全体の話」に妙なこだわりがある。

一連の議論は、終始、1:1でドンパチ+多少のギャラリーという「コップの中の嵐」である。ところが、私が、光市事件弁護団を批判した部分だけは、でかでかと、おおっぴらに やっていることになる。

  • 感想をブログででかでかと書いて、しかも侮辱的な言葉まで用いて、..
  • 限られた情報で他人をおおっぴらに侮辱していいなどと ..

彼のコップは自分の都合に合わせて伸縮自在である。png 422 byte

hidew 2009.07.27 [35]

勝者がえばっている

コップの中の嵐の勝者(?)がえばっているだけ。

勝者がえばっているというのも、不思議な表現である。司法の議論を「ゲーム」として捉えている彼には「議論に勝ってえばる」という目的、感情があるのだろうか。

私は囲碁という激烈な勝負の世界に長年接してきたが「勝ってえばる」という人はほとんど見たことがない。「まるで敗者のように疲れ切った勝者と、むしろ、気丈に振る舞う敗者」というのがだいたいお決まりのパターンだ。あまりに長く碁界にいたから「勝者がえばる」という発想自体がなくなっている。前述の通り「議論に勝つ」という発想もあまりない。

「議論に勝ってえばる」という奇妙な発想は、彼の色眼鏡がどのように見えているのかを知る手がかりとなる。

hidew 2009.07.28 [36]

悪魔の証明

そんな世論はない、と判断するのはhide-w氏との見解の相違だし、それが事実と違うというのならその批判は甘んじて受けるとかなり前から言っているのだが、

見解の相違などではない。「ある」と言っている側が根拠を示すことができない限り「ない」のである。「有罪を立証できなければ無罪」ということは、あまりに簡単すぎて法学部では習わないのだろうか。png 466 byte

こんな基本原則も分からないで司法や裁判を語っているのだから恐ろしい。

悪魔の証明 - Wikipedia

事実の有無の証明が問題になる場合、「ある」と主張する側が当該事実の存在を証明する必要があり、相手方側が「ない」ことを証明する必要はないとするのが、多くの場面で妥当

「あることの証明」は、特定の「あること」を一例でも提示すればすむが、「ないことの証明」は、全ての存在・可能性について「ないこと」を示さねばならない。

「ないことの証明」について、その立証の困難さから「悪魔の証明」という表現が比喩的に用いられている。

hidew 2009.07.28 [37]

日本語が通じない

#1812-17 hidew
どれだけ被害者遺族を愚弄して、傷つければ気がすむのか。それが弁護士の仕事だというなら、弁護内容について激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事である。

hidew

後段だけを文字通り真に受けて「激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事」と解釈してしまう。彼の日本語力は一体どうなっているのだろう。

風の精

一生懸命人をけなして自説の優位性を誇示したがるのはご苦労なことだが、後段だけを真に受けられたのは、彼がすでに示している東京弁護士会の決定文をはじめ、まともに資料を読まないで表現を作ったからである。知る気はない!批判したい!の面目躍如と言ったところか。

自説の優位性? 私がここで言っているのはそんなことではなくて、日本語の解釈の話である。自説の優位性云々より前に、まず自説が正確に伝わっていないのだ。

「彼が日本語を誤読すること / 反語を理解できないこと」と「私が資料を読まないこと」の間には何の因果関係もない。こういう滅茶苦茶なこじつけが、彼の日本語読解をますますおかしくしている。

#1808-21 引用(URL)が必要な理由
ツッコミの何件かは本当に全く心当たりがない。たぶん、私が書いていないことを、彼が脳内で勝手に妄想しながら読んでしまった ということなのだろう。

imagechef 彼は自分に都合の良い「脳内妄想」を論拠にしてしまうような人だから、文章を読むときも同じことをやっているのだろう。読むときに妄想し、書くときにも妄想し、彼の反論は最終的に、論理性のかけらもない独りよがりの内容になる。

私が「日本語の読解がおかしい」と指摘したことに対して、知る気はない!批判したい!の面目躍如と言ったところか。と返すのは全く意味不明だ。

「日本語が通じない」という問題は、尊厳、義務、研鑽の解釈からずっと続いている。

hidew 2009.07.28 [38]

ピント外れ

hidew

弁護する人、弁護内容を非難する人、どちらにも節度ある態度が求められる。※

風の精

一般論としてご立派であることは疑いないが、残念なことに各論が伴っていない、大人ではない言論だ。

「強姦したのは死者を生き返らせる儀式」という具体的な弁護内容(各論)について散々批判してきた。その時、彼は「情報を集めろ」「全体を見ろ」という抽象的な反論しかできなかった。一体どの口が各論が伴っていないと言うのか。

他にも、彼は「#1808-1 フワッとした抽象的な批判」のようなことを繰り返している。他人に文句を言う前に、まず自分が改めるべきだろう。

#1812-17 hidew
どれだけ被害者遺族を愚弄して、傷つければ気がすむのか。それが弁護士の仕事だというなら、弁護内容について激烈な非難を浴びるのも弁護士の仕事である。

この文章が反語で分かりにくいから、風の精ルーラ氏にも分かるように易しく言い換えたのが、冒頭の ※ だ。通じない表現の責任 という主題で書いた文章の一部である。そもそも、最初から、弁護内容、非難の節度について詳述するつもりの文章ではないのだから、残念なことに各論が伴っていない、大人ではない言論だ。と言うのはピント外れだ。

hidew 2009.07.30 [39]

○○馬鹿に年齢は関係ない。

hidew

法律馬鹿とは

  • 法律以外には何も知らない。
  • 法律だけが全てだと思っている。

風の精

そりゃあ、私だって所詮は25歳の若造である。知識不十分などどんなジャンルにいくらあっても驚かない。一々驚いていたら心臓が止まってしまうだろう。

「法律馬鹿」に年齢は関係ない。(5歳と15歳なら関係あるかもしれないが、成人ならば同じだ。)

「定石馬鹿」で考えたら分かりやすいだろう。25歳の若造だから定石馬鹿になるのではない。なんでもかんでもマニュアルに頼ってしまい、自分で考えないという習慣が定石馬鹿を作る。

「知ったかぶり」も定石馬鹿を構成する重要な要素だ。感想戦で自分の知識を披露するために定石を覚えるようなタイプが時々いる。そういう人は、明らかに棋力不相応な定石を(手順のみ)知っている。

「○○馬鹿」というのは「知識の偏り」を意味する表現だ。偏るほどの知識がない(全体的に無知な)初級者よりも、中途半端に知識を持つ中級者の方が、定石馬鹿になりやすい。

hidew 2009.07.30 [40]

亀の甲に突っ込むような手

「自由」を自分に都合良く解釈して「何をしてもよい」と考える愚か者がいる。

極端に悪質な行為はルール(法律)によって制限されるが、ルールで規定できない空白地帯、灰色領域がどうしても残る。とくに「表現の自由」はその曖昧さが大きく、どこまでが OK で、どこからが NG か、明確な基準で示すことはできない。そこで、グレーゾーンにおける善悪判断が必要になる。道徳とか倫理とかマナーとか言われるものである。

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002009

「裁判において」「情が法を上回る」事態は、法治国家においては想定されない。

当たり前だ。

風の精ルーラ氏は違法と脱法の違いも分からないのだろうか。これで法律関係者というから呆れる。

囲碁でぴちっと石を囲ったら、情で石が打ち上げられない・・・訳はないのだが、hide-w氏の言う理屈はそういう理屈である。

png 18890 byte 全く違う。

四方を囲っても打ち上げられない状態は違法。ルールに反することは論外である。当然、盤上においても想定されない。

私が言っているのは ルール上は問題ないにも関わらず、実際は打つべきではない手がある ということだ。再三「亀の甲に突っ込むような手」と言ってきた。

初級者がそういう手を打つのは仕方ないが、プロ棋士がそれを打つのは大問題だろう。

hidew 2009.07.30 [41]

表現の自由と責任

私は囲碁の「クソ粘り」に対してかなり寛容だが、限度はある。「コウ材にすらならない手」(要するに、一手パスしてもノーダメージの手)を打つことになったら NG だ。「強姦したのは死者を生き返らせる儀式」という弁護は、まさに「コウ材にすらならない手」である。クソ粘りにもなっていない。

「ルールで許されているんだから、何をやってもいい」というのは、自由をはき違えた人がよく言うセリフである。自由の裏には責任がある。それなりのことを言う自由というのは、それなりの批判を受ける責任とセットなのだ。

風の精ルーラ氏が「弁護人には自由に言わせろ。しかし、弁護人を自由に批判することは許さない」と言ってしまうのは幼稚なオレ様言論である。「表現の自由」が分かっているのかどうかも怪しい。

「表現の自由」なんて言うから勘違いする人間が続出するのだろう。本当は「表現の自由と責任」と言うべきである。

hidew 2009.07.30 [42]

「謎の勝利宣言」が見える色眼鏡

hidew

私は島谷氏に意見の違いをぶつけただけなのだが、私の主張の方が説得力があったのだろう。彼には島谷氏より分かっている勝者のように見えたらしい。

風の精

勝者(?)というのは、ぶっちゃけ勝者ぶっている、より分かっているぶって見えたという意味だったのだが。

私が勝者ぶっているように見えるならば、その部分を具体的に引用してもらいたいものだ。謎の勝利宣言の時のように、また、勝手に妄想を膨らませているのだろう。

批判・非難を「攻撃」と表現する感覚の人だから、異論・反論を主張することは、常に勝者ぶっていることになるのかもしれない。そうすると、議論する人はみんな勝者ぶっているということになってしまう。

相変わらず、独特の言語感覚で、違和感があるが、彼がこのような言葉を使うのは、自身の内面が色濃く反映された色眼鏡をかけているからである。

私のhide-w氏に対する喝は、藤沢秀行先生が門下生に対して出す喝に近いだろう。

ほら、自分は藤沢秀行の立場で、私は門下生。しかも「喝」だって。
こういうのを「勝利宣言」「勝者ぶっている」と言うのだろう。

  • 自身が批判・非難されるとき → 「攻撃される」「侮辱される」
  • 自身が批判・非難するとき → 「喝を入れる」

素直に批判・非難という言葉を使えばいいのに、わざわざ奇妙な言葉を使い分けて、自身の深層を晒してしまう。とくに「喝を入れる」という言い方は、彼独特の言い回しで味わい深い。

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002003

勝利宣言って、悪質なネット論客のやる典型行動だと思っていたのだが…

自身が悪質なネット論客に堕ちている。

hidew 2009.07.30 [43]

「許されない」 - 誰が? 許さないのか。

http://plaza.rakuten.co.jp/igolawfuwari/002009

別にまじめに議論する気がないのならそれはそれでいい。
ただし、それで関係者をけなすのは許されない。

許されないと受動態で書いているけど、誰が? 許さないのか。

「みんなが許さない」ということにして、また、自身の言論の責任を放棄するつもりだろうが、そういう無責任な態度で、テキトーなことばっかり書いている人間と、まじめな議論になるとは思えない。

hidew 2009.07.31 [44]

トホホ論法(小まとめ)

風の精ルーラ氏が繰り出したトホホ論法のまとめ。

  • 囲碁の話題で具合が悪いから、司法の話題に脱線させる。[論点ずらし]
  • 「憲法がどうのこうの」と流れを無視した大演説。[衒学趣味]
  • 自分で脱線させておいて、具合が悪くなると「もうやめたら」と言い出す。[マッチポンプ]
  • 一般的な日本語に対して、特殊なオレ様解釈を後付け。[後付けの前提条件]
  • 「情報を集めれば分かる」とだけ言って、各論には踏み込まず。[情報量ゲーム]
  • 誤った内容は「自分の意見ではない、みんなの代弁」ということにして言い逃れ。 #1808-6
  • 自分の脳内で妄想した世論を「まったく疑いようがない」と口先だけで補強して論拠に用いる。[脳内妄想世論]
  • hidewが言うから間違っている。正しい内容は全て偶然。[本末転倒の属人思考]
  • 「藤沢秀行ばりに謙虚な態度で」と言うのは「藤沢秀行に失礼」という奇怪ないちゃもん。[主体と客体の混同]
  • ギャラリーなんて関係ねぇ。分からないのは読み手が怠惰なだけ。[お粗末なプレゼン]
  • 自分の言論に説得力がないから、気に入らない言論には「黙れ」と言って対抗する。
  • 自分が批判するときは責任を矮小化する。他者が批判する責任は針小棒大に言う。[34]
  • 自分は立場を超越した正しさを認識している。[オレ様が正義]

これだけのことをやっておいて、まさかまじめな議論をするつもりだったと言うつもりではあるまいな。

hidew 2009.09.19 [45]

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