#18 詰碁の創作
一般の詰碁は必ず解が存在することになっていて、「生死・コウ」などの結果まで表示してあるため、題意を読んだりすることでかなり難しい問題まで解けてしまう。「必ず解が存在する」ことになっているのは「答えを言っているに等しいヒント」ではないかとさえ思う。
実戦に現れる死活は、普通に詰碁を解くのに比べて10倍難しい。つまり高段の詰碁がスラスラ解けるようになってようやく実戦で初段レベルの死活が解けるようになる。
プロでも創作詰碁のスペシャリストと言われる人は数えるほどしかいない。
詰碁作家
詰碁の創作は苦手ということを公言するプロも少なからず存在することを考えると「詰碁の創作」というのは、棋力とは別の特別な才能が必要に思われる。
詰碁を1問作る=30問解く