#1796 NHK『ITホワイトボックス』
IT=情報技術。使っちゃいるけどその仕組みはさっぱりわからない・・そんなITのブラックボックスに光をあてるのが、ITホワイトボックスです。
NHK がコンピュータ関連の教養番組を作るときは「一本指打法」のレベルを対象にしていることが多いが、この番組は違う。初回からいきなり 村井純
氏(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)が出てきて、RFC, SMTP, という単語を並べていた。囲碁で言ったら「呉清源
講座」みたいな飛ばしよう。
第9回 6/4 インターネットのデータはどこを通ってくるの?
http://www.nhk.or.jp/itwb/workshop/9.html
ケーブルシップとは、海底ケーブルの敷設・修理を専門に行う船のこと。番組で取材した船は最大4500kmのケーブルを収納することができる。 大規模な国家間の海底ケーブルは概ね敷設し終わっており、現在は故障したケーブルの修理が主な任務。
大容量の回線としてインターネットインフラの主役となった光ファイバー。 その発展の歴史には多くの日本人研究者の功績がある。光を使ったデータ通信がまだ実用化されていなかった時代に、光ファイバーの可能性に注目したのが、東北大学名誉教授の西澤潤一さん。複雑な構造の光ファイバーを作るためのアイデアは子どものころ父親に買ってもらった金太郎飴からヒントを得た。 同じ東北大学の中沢正隆教授はファイバーの中を伝わる光を増幅する装置を開発した。レーザー光線によって光の信号を強くする働きを持つ物質「エルビウム」を使った物で、現在の海底ケーブルのほとんどで使われている。
西澤潤一 氏(東北大学名誉教授)を久しぶりにテレビで見た。
司会進行アシスタント:森下千里
私がこの番組を初回から見ているのは司会進行役に森下千里
が出演しているからなのだが、彼女は聞き手に向いていない。ひとり声が大きくて、バラエティ番組のようなオーバーリアクション、そして出しゃばり。おそらく台本はないのだろう、質問の内容が妙な方向に外れることがある。
番組放送予定・内容