#1778 裁判傍聴芸人・阿曽山大噴火「裁判Showに行こう」
阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」 : nikkansports.com
阿曽山大噴火(あそざん・だいふんか)
本名:阿曽道昭。1974年9月12日生まれ、山形県出身。大川豊興業所属。趣味は、裁判傍聴、新興宗教一般。チャームポイントはひげ、スカート。99年にオウム裁判をきっかけに裁判ウオッチに興味を持ち、その後は裁判ウオッチャーとして数多くの裁判を傍聴。 自称「インディーズ司法記者」。主な著書に「裁判大噴火」「被告人前へ。」(河出書房)。
「事実は小説よりも奇なり」を地で行く、ノンフィクションの裁判コメディ。
「極限の緊張状態」とも言える法廷では、何気ない普通の発言が笑いに変わる。それを茶化す阿曽山大噴火の語り口が軽妙だ。この人は「お笑いに煽りは要らない」ということを理解している。淡々と流れるような弁舌は「タモリの気張らないトーク」にも通じるだろう。傍聴1万回という取材(単なる趣味?)もすごいが、ネタのチョイス、味つけが秀逸である。