#1761 努力することなど誰もプロには求めていない。
どんな怠惰であっても勝てばいい。
努力することなど誰もプロには求めていない。
明快だ。
一連の議論で、海原氏や風の精霊氏がズレているのはプロ棋士の「努力」を問題にしている点である。
「負けました。でも頑張りました。」
プロは
勝って魅せる
これだけでいい。
努力に関係なく、
結果が良ければ賞賛され、
結果が悪ければ批判される。
これが「プロの掟」である。
負けた場合は「負けたという事実」だけをもって非難される。
- 負けるな!
- 下手くそ!
- バカヤロー!
シンプルな野次の方が分かりやすい。
努力の質・量を具体的かつ詳細に問うような批判は、ピントがずれている。野次としてはむしろ「低級」だ。
努力そのものを評価するなら、どこかの役所みたいに(研究会・勉強会等)出席するだけで手当が出るようにしたらいい。 プロ棋士の努力が云々と言っている人は、そんな無能人間のセーフティネットみたいなものを望んでいるわけではないだろう。求めているのは「結果」なのだから、余計なことを言わずに、結果だけを評価すればよい。
日本勢惨敗! 情けない。マジ頭にくる。
とシンプルに言い切るのが、正しい野次の作法である。
私は、根拠もないのに努力をしていないと批判するのは尊厳を汚すとはいったけど、負けたらそれだけで非難されるのを否定した記憶はありません。
むしろ、負けたら非難されるのは(少なくとも建前としては)当然だと思ってますけど。