#1742 たけしの誰でもピカソ最終回 - サラ・ブライトマン
「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京) 最終回 にサラ・ブライトマンが出演していた。
サラ・ブライトマンの歌唱は、高音域の伸び、声量、美しさ、どれをとっても別格である。TIME TO SAY GOOD BYE は 何回も聞いているが、CD で聞いていたときは、声を楽器として認識していたのだろう。今回、映像で見て、あの声が生身の人間から発せられたものだということを再認識し、そのすごさに驚く。
見た感じはジャケットや PV などのけばけばしいメイクではなく、柔和な印象。
歌い終わった後、たけしがえらく恐縮していた。
「たけしの誰でもピカソ」終了
不況のあおりで内容の変更(出演者の入れ替え)を迫られたたけしが、それを拒んだことが打ち切りの理由と言われている。
「行列のできる法律相談所」みたいになるくらいなら、打ち切るほうがましだ。「番組コンセプトを毀損しても、視聴率さえとれればいい」という島田紳助と違って、ビートたけしは潔い。
ある種の美学と(視聴率至上に対する)反骨を感じさせる番組だった。
関連
『たけしの誰でもピカソ』とは、1997年4月18日から2009年3月20日まで、テレビ東京系列で、毎週金曜日の夜に放送されていた芸術をテーマにしたバラエティ番組であり、ビートたけし(「北野武」名義で出演)の冠番組でもある。通称「誰でもピカソ」、略称「誰ピカ」。