#1700 棋戦オープン化の是非
棋戦オープン化の是非 - みんみんのざる碁日記 - 楽天ブログ(Blog)
- しかしcadeau氏と真っ向から対決したqin氏やhidew氏は、「棋士はその棋譜や普及活動によってのみ評価されるべきであって、国籍は全く考慮する必要はない」と主張した。
- qin氏やhidew氏の主張は基本的に正しいと私も思う。しかし日本の囲碁界を完全にオープン化してしまっていいのだろうか・・と私は疑問を感じた。
この件に関して当時(2000年頃)とは状況も意見も変わったので補足したい。
日本で活躍する外国籍棋士は完璧な日本語を身につけ、日本の文化にも溶け込んでいる。台湾人は元々親日的で日本人に近い精神性(穏和、勤勉)を持っているので、そもそも外国人という感じがしない。
中国人、韓国人も碁界に限れば、日本に対して友好的だ。
中国・韓国は九割以上が反日だと言われる特殊な国だが、両国出身の全ての棋士と日本碁界は仲良くやってきた。中国が酷い国だからといって、まともな中国人まで敵視してはいけない。国籍なんて形式よりも「親日で日本語を話す」という実質を見るべきだ。
ここまでは以前と同じ。
私が不勉強だったのは下記の三点である。
- 中国、韓国は想像以上に酷い反日教育がある。
- 在日利権という「不当な逆差別」がある。
- 日本語を自在に操る反日工作員がいる。
中国と韓国はやはり要注意なのだ。そして今後、世界の囲碁を牽引するのは中国と韓国である。
このままウッカリ日本の棋戦を開放すると、中・韓の三流棋士が日本に来て賞金を稼ぎ、反日工作を行うかもしれないという悪夢が予想される。実は既にその予兆のようなことが起きている。
アマ棋戦のオープン化?
第2期朝日アマチュア囲碁名人戦三番勝負は7月22日、神奈川県湯河原町で2日目があり、挑戦者の洪(ホン)マルグンセムさん(25)=東京都新宿区、囲碁指導員=が、アマ名人の尹春浩(ユン・チュンホ)さん(26)=大阪市西区、囲碁指導員=を通算2勝1敗で破り、新アマ名人となった。
アマチュアとは言え、これはどこの国の大会なのだろう。
韓国の方が囲碁が強くて盛んなのにわざわざ日本に来るのは謎だ。韓国で落ちこぼれたから日本に来たのだろうか。
例えば明らかに高段の実力がある人が、級位者の大会に出場すれば勝つのは当たり前である。ネット碁なら「サンドバッガー」と言われる。
ホンさんは、世界アマ・仙台大会で韓国代表として出場していたので、少し知っているが、日本で生まれ育った人ではない。ユンさんは全く知らない。未知の韓国人は不気味で恐い、警戒すべき対象である。
朝日アマ名人戦のようなことが、プロ棋戦で起きたらやはり面白くない。
プロ棋戦のオープン化
結論を言えば「棋戦オープン化」は「非」である。
「棋戦オープン化」はメジャーリーグベースボール
や ウィンブルドン選手権
のようなものを想定すれば分かりやすいが、世界の一流棋士が日本に集うという前提がある。今更、日本国内棋戦をオープンにしても李昌鎬、李セドル、古力など世界の一流を日本に集めることはできないのだから、オープン化の議論は意義を失っている。
今後は、ますます日本の地位が低下して、オープン化どころか、クローズ化(鎖国、保護主義)の議論をしなければならなくなるだろう。
オープン化反対ni
私が古い話を持ち出したきっかけは、朝日アマ名人戦でした。尹春浩に決勝で諸留君が負けたのを見て、おかしいぞと思ったのでした。「アマチュアとは言え、これはどこの国の大会なのだろう」は全く同感です。
洪さんや尹さんのような方にオープン参加のチャンスを与えてしまったら、歯止めがかからなくなる。かと言うて今のアマ名人戦でいいはずがない。と思ったからです。
hidewさんがオープン化反対論者になったのは意外でしたが理由を読んで賛同に変わりました。私の古い持論も見直しが必要です。