Amazon オススメ商品

hidew 2008.07.10

#1686 サミットの拡大傾向 (G7 + 1 + 5 + 3)

サミットの枠組みは、「先進国」と言ってみたり「主要国」と言ってみたりするが、内実は「自由」「民主」のイデオロギーを軸とする同盟である。ソ連や中国を牽制する意味が大きかった。

ロシアが加入して、G7 → G8 になった時点で、サミットの意義は薄れてきた。加えて、近年は拡大会合を開いたり、G8 → G13 拡大論が提案されたりする。全く異質の国家が同じテーブルにつくならそれは普通の国際会議だ。

会社でもそうだが、大きな会議ほど、くだらないことになる。有意義な議論をするための人数はだいたい 4 - 8人である。

ロシアや中国を入れてまで、拡大するなら、国連で話し合えばいいではないか。

主要国 G8 (G7 + 1)

  • アメリカ
  • イギリス
  • フランス
  • ドイツ
  • イタリア
  • 日本
  • カナダ
  • ロシア

新興国(5)

  • 中国
  • インド
  • ブラジル
  • メキシコ
  • 南アフリカ

招待国(3)

  • 韓国
  • オーストラリア
  • インドネシア

主要経済国会合(MEM : Major Economies Meeting)
G8 + 5 + 3 = 16ヵ国

関連

4753102629 G8 サミット体制とはなにか

  • 以文社
  • 2008/6/12
  • 栗原 康
  • ¥1,680

世界中を貧困状況に陥れ、われわれの生を切り縮める“サミット体制”とは?

金融危機、食糧危機、環境危機・・・・・。さまざまな「危機」が叫ばれる現在、“世界を代表する”G8サミットの役割はますます増してきているようにみえる。しかし、話はそれほど単純ではないだろう。そもそも、こうした「危機」自体がG8(主要国)によって作られ、G8によって煽動されてきたものだからだ。本書ではそれを “サミット体制”と名づけ、こうした「危機」の言説のもとで進行する“支配”の実体を分かりやすく解説する。


4861821967 徹底批判 G8サミット

  • ATTACフランス (編集), コリン・コバヤシ (翻訳), 杉村昌昭 (翻訳)
  • ¥ 1,890
  • 作品社
  • 2008/5/30

なぜ非合法な「私的会議」が世界を支配しているのか。どのようにサミットは世界を変えてきたのか。その歴史と現在。


*

hidew 2009.09.27 [1]

G20 / G2

G-20 - Wikipedia

加盟国(EU加盟国を含む)のGDPを合計すると、世界のGDPの90%ほどを占め、貿易総額は世界の80%である。また加盟国の総人口は世界の3分2ほどになる[2] 。欧州連合は団体としてG20に参加しており、欧州連合加盟国は、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスを除き個々の国としてG20には参加していない。ただ、オランダやスペインのように、G20に参加していない国が会合に臨時出席する場合もある[3]

  1. アメリカ合衆国
  2. 日本
  3. イギリス
  4. フランス
  5. ドイツ
  6. イタリア
  7. カナダ
  8. 中国
  9. ロシア
  10. インド
  11. ブラジル
  12. アルゼンチン
  13. オーストラリア
  14. インドネシア
  15. メキシコ
  16. サウジアラビア
  17. 南アフリカ共和国
  18. 韓国
  19. トルコ
  20. 欧州連合

G2

アメリカ + 中国 で実質 G2 という話もある。