hidew 2005.01.20
#168 探索木
探索木
碁のヨミにおいては「何手読めるか」よりも「何手読まなくてよいか」の方、つまり「探索木の枝刈り」が重要です。プロ棋士がスパコンより強いことを考えると、プロ棋士は瞬時に○億手（控えめに見積もって'億' 実際は聞いたこともない数え方の単位のはず）の枝刈りを行い、残りの20手ほどを読んでいると考えられます。「20手しか読まない」ではなく「残りわずか20手まで枝刈りを進めている！（驚）」ということなんです。
プロ棋士の探索木が盆栽のようなものだとすると、アマ有段者の探索木は街路樹のようなもの、初級者の探索木はアマゾンの原生林のようなもの、って感じでしょうか。
「何手読めるか（深さ）」の能力的な考察についてはケースバイケースで具体例が必要なのでまた改めて。
【関連】
http://tt.que.ne.jp/darudaru/?date=20050120
http://das53jp.z1.bbzone.net/board ..