#1671 悪魔の辞典「死刑制度・代理出産・臓器移植」
- 死刑制度
- 臓器移植
- 代理出産
重大な倫理を内包する問題であるが、日本では無条件に肯定されること(思考停止とも言う)が多い。これらを是認する前に一度、深く考えてみるべきだ。
法務大臣は、死刑囚にとっては死神と同じだ。
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(臓器移植の)「人間の肉を利用する」本質はカニバリズム(人肉食)と変わらない、.. 移植治療を肯定するには、「移植はカニバリズムだ」という批判にたじろいではいけない。
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「代理出産」の本質は女性を産む機械として使い捨てることであり、寄生出産と呼ぶほうが正しい ..
- 死刑制度
- 国民およびその代表(法務大臣)が死神になる制度。
- 臓器移植
- 人肉を部品として使用する医療。カニバリズム(人肉食)に近い。
- 代理出産
- 女性を産む機械として利用する。寄生。
玄倉川さんが書かれているとおり、死刑制度を肯定するなら自らが「死に神」になる覚悟をしておかなければならない。
今回の「死に神」騒動(#1670
)で、図らずも露呈したのは死刑肯定派が死刑制度の本質を理解せず、死神と言われる程度の覚悟もできていないことである。
「死神は言いすぎ」だと感じるなら「死刑がやりすぎ」なのだ。
物事は表と裏の両面(とくに見過ごされがちな裏面、負の側面)を見なければならない。
代理出産と臓器移植についても同様である。
#1432 臓器移植の違和感 (2006.10.13)
例えば「重度の心臓病をもって生まれてきた子どもの心臓以外の臓器を他の人に移植すること」を考えてみる。「どうせ死にゆく命なのだから、他人の役に立った方がいい」と考えるのが何を意味するのか理解できるはずだ。「これから生きようとする命を救うべきだ」という一見、美しい人道主義のもと、死にゆく命の尊厳が踏みにじられる。この醜悪なエゴイズムこそ臓器移植の正体である。
それでもなお、臓器移植を望む人はいるだろう。
必要なのは「醜悪なエゴ」「背徳」の覚悟である。
Posted by hidew at 2007年04月15日 (コメント欄に私が投稿)
「女性は子供を産む機械」を堂々と実践するのが代理出産です。今回の一件は柳沢発言よりもはるかに深刻な問題をはらんでいます。
下記の二点で臓器売買と代理出産は同じです。
- 人間を機械のように取り扱っている。
- 目的のためなら手段を選ばない。
向井夫妻は「子供を授からない」という点では非常に気の毒ですが、海外の女性を「産む機械」として利用した点では加害者ですし、アウトローな選択をしておきながら、法的認知を求めるという点で支離滅裂です。
戸籍云々の前にそもそも代理出産を認めるべきなんでしょうか。
戸籍取得のバッドノウハウは事態を複雑にするだけだと思います。
それでもなお、代理出産を望む人はいるだろう。
必要なのは「醜悪なエゴ」「背徳」の覚悟である。