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hidew 2008.05.10

#1649 金本選手のすごさ(5/8 阪神VS巨人戦)

5/8 阪神 VS 巨人 金本、頭部死球の直後、ホームラン
http://www.youtube.com/watch?v=f5QmWOQuDFM

#PinkMoonStudio::すごいな

(金本は)故障をしても騙し騙し結果を出しつつプレイし続ける。.. その逆境での精神力は本当に素晴らしいと思う。 ..

今回のデッドボールは頭だった、正直記録は終わったと思った。というよりも終わらせるべきだと思った。今までの小指の骨折やひざの半月板損傷とは少し話しが異なるだろう。無理をして命を失うことは多分ないのだから。

頭に致命傷を負えば、多くの場合意識を失い、歩くことはできない。今回、頭部への死球は目から星が出た(軽い脳震盪)という程度のもので、すぐに回復したようだ。死球後立ち上がった金本を「精神論」で説明するのはやや不適切である。

精神力を称揚するなら「直後のホームラン」にフォーカスすべきだろう。あれで木佐貫の危険球は「完全になかったこと」になった。デッドボールに怒らず、怯まず、平常心を保ち続ける精神力は確かにすごい。

金本の連続出場を語る上で欠かせない要素は「反射神経」「危機回避の技術」と「鎧のような筋肉」と「人望」と「運」だと思う。

普通は「怪我をして試合に出るなんて、野球をなめている」という批判があるのに、金本の場合はそれが全くない。

また、どんなに注意深く、身体能力・精神力がある人でも不慮の事故(食中毒など)に巻き込まれる恐れはあるのに、全ての危険を回避している。

何よりもすごいのは、怪我をしようが、不調だろうが、それなりの結果を残す「技術」である。好調の山 が高い選手は派手で記憶に残りやすいが、不調の谷 が浅いことは同じくらい大事なことである。清原と金本を対比してみると面白い。

プロ野球の監督に、実現性を抜きにして「欲しい選手は?」と聞くと、かなりの割合で「金本」の名前を挙げる。(ダルビッシュより多いくらい) 数値で評価することは難しいが、球界を代表する名選手なのは間違いない。

関連

YouTube - 080507 阪神対讀賣 金本 頭部へのデッドボール
http://www.youtube.com/watch?v=0MJBxFcKuC8
わずか 0.1秒で、体の全ての部分が危機回避に向けて反応している。

YouTube - G木佐貫 金本に謝罪 【すぽると】
http://www.youtube.com/watch?v=bxRYht95BaE

YouTube - 08/05/07 巨人vs阪神 7裏 ラミレス 謎の二塁打
http://www.youtube.com/watch?v=TeLSDWFcwzk&feature=related
「金本の頭部デッドボール&ホームラン」と同じ試合で起きたもう一つの事件。この(阪神よりの)判定には金本のデッドボールが影響していたんじゃないかと思ってしまう。審判も人間だから。

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