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hidew 2008.04.26

#1644 聖火リレー長野を走る。

今回の聖火リレーは、かつてないほどの盛り上がりを見せた。ある意味大成功である。

jpg 6989 byte 極端に厳重な警備にも関わらず、なぜか簡単に聖火妨害を許したフランスや、観客のいないコースを走っているにも関わらず、なぜか厳重に警備を固めるアメリカとインド。どれだけシニカルにパフォーマンスできるかを各国が競っているように見える。

長野の聖火リレーではどう振る舞うべきだろうか。

マスコミの発表によると、中国の青ジャージ(聖火防衛隊)は政治的に退けたものの、日本の警察が100人規模で伴走するようだ。これはやや残念な対応である。

最悪でもトーチを奪われるだけの聖火リレーを(まるで命が狙われているかのような)厳重警備をする皮肉は既に諸外国がやっている。ここは日本らしくノーガード(マラソンと同程度)でやってほしかった。

抗議をする人も暴力的手段に訴えたら中国と同じになってしまうことは理解している。ノーガードで聖火リレーと抗議活動が両立すれば、中共や聖火防衛隊は唖然とするだろう。「表現の自由と責任とはこういうことなのだ」ということを日本が中国に教える良い機会でもあったのだ。

今回、警護を固めたことでかえって妨害しやすくなった面もある。それでも日本人は手を出さないと思うが、全てが中途半端に終わりそうだ。まぁそれも日本らしいと言えなくはないが…

関連Links

エクストリーム・聖火リレー - アンサイクロペディア

エクストリーム・聖火リレー(えくすとりーむ・せいかりれー、別名:業火リレー、消火リレー、抗議リレー、聖火護送、フリーチベット・団体etc. )とは、夏季オリンピック2008年大会(北京オリンピック)において通常はセレモニーとされる聖火リレーを、エクストリームスポーツとして競技にまで発展させた、新しいタイプの市民参加型スポーツである。

競技としての聖火リレーを詳しく解説したサイト。中国人の逆ギレ反仏デモまで取り上げている。聖火リレーをきっかけとした全てのトラブル、じゃなかった「市民参加型スポーツ」を網羅していると言ってよい。

H-Yamaguchi.net: 聖火リレーを安全に実行する11の方法

  1. 聖火ランナーがバス内でルームランナーで走る
  2. 聖火ランナーをヘリで宙吊りにする
  3. 聖火ランナーの警護隊全員が聖火のトーチを持つ
  4. たくさんのルートでいっぺんに走る
  5. 聖火ランナーが「例のあの人」のコスプレで走る
  6. 関係者全員が「そういう手合い」のTシャツを着る
  7. トーチがケミカルライト
  8. コース全長が1m
  9. トーチが御柱
  10. 聖火リレー業務を中国へアウトソーシングする
  11. 走ったことにする

11.走ったことにする
近年発達の著しい3Dアニメーションでリアルな聖火リレー映像を作って、それでもって納品、と。ランナーの方には、VR環境下でルームランナーを使ってもらったらいいかもしれない。全体として安くすむよね、きっと。

納品という表現がイイ。

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