#1634 Michael Redmond 氏の流暢な英語
“ジャパノロジー”とは、『日本学』。これまで伝えられてきた紋切り型の「日本人」や「日本文化」の枠を壊し、日本の魅力を新しい切り口で世界に発信する、英語と日本語の2か国語番組です。
テーマは、伝統文化から最新のトレンドまで幅広い分野から取り上げ、多彩なゲストによる経験をふまえたトークを通じて、日本の素顔を世界に向けて伝えます。
先日、「囲碁〜日本から世界に広がる盤上遊戯〜」というタイトルで、マイケル・レドモンド 氏が出演していた。番組中では一言も日本語を話さず全部英語だった。
マイケル・レドモンド九段は NHK囲碁トーナメントの解説でもお馴染みだが、非常にきれいな日本語を話す。日本人の平均レベルより日本語が上手いので、むしろ英語を話せるのかどうか疑問に思ってしまうくらいだ。
今回、英語を話していたのは新鮮に感じたが、改めて驚いたのはその日本語能力の高さである。Wikipedia のプロフィールによれば、14歳のときにプロを目指し来日
とある。中学生で来日してあれほど完璧な日本語の発音を身につけることができるものだろうか。
ちなみに私は中学生から英語を勉強してきて、かつ、今回のテーマは完全な予備知識があったにもかかわらず、英語を聞き取れたのは 1/3 くらいだった。言語能力のあまりの違いに絶望した。
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マイケル・レドモンド(Michael Redmond, 1963年5月25日 - )は、日本棋院所属の囲碁棋士、大枝雄介九段門下、九段。数少ないアメリカ出身のプロ棋士で、欧米人として初めて9段に昇段した。妻は中国囲棋協会の牛嫻嫻三段。
1963年にカリフォルニア州サンタバーバラで生まれ、10歳のころに父に教えられ囲碁を始めた。1977年、14歳のときにプロを目指し来日、日本棋院の院生となった。その後1981年に入段、18歳よりプロ棋士となる。2000年9月に欧米人としては初めて9段に昇段し話題を集めた。