#1607 序盤巧者と終盤巧者
【囲碁マーフィーの法則】
- 序盤巧者は序盤・中盤が拙い。
- 終盤巧者は序盤・中盤も巧い。
「ヨセに強くて、碁に弱い人」というのを私は今まで見たことがない。
逆に、「プロ級の序盤で滑り出し、中盤で級の手を打ち、終盤で逆走する人」は枚挙に暇がない。
終盤は計算力、死活力、「見合い」と「手どまり」の考え方、など全てを合わせた総合力を問われるために、その人の本当の棋力が出てしまう。
ヨセには囲碁の要素が凝縮されている。
ヨセは囲碁における「画竜点睛」であり、「扇の要」なのだ。アマチュアの場合は一番重要なところが、よりによって Weakest Link <a onclick="$('#fc1607-0').toggle()" id="fn1607-1">*1</a> <span class="footnote" id="fc1607-0" style="display:none"> (鎖は最弱の環のところで切れる) </span> である場合が多いので、ヨセを勉強することが最も効率が良く、重要な勉強である。もっとも辛い勉強でもあるが…
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風が吹けば桶屋が儲かるではないが、このようにヨセの学習効果は、意外にも広範囲に及ぶものだ。
*1 鎖は最弱の環のところで切れる
禿同。
碁はヨセですね。
それで私は碁を打つのが苦痛になり碁への情熱を失いました。