#1584 【囲碁】ニギリ百景
第55回・NHK杯囲碁トーナメント(2007) より
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流派
- 多く握る派 / 少なく握る派
- 整然と並べる派 / 並べない派
- 横に並べる派 / 縦に並べる派
- 並べる順番1 奥から手前 / 手前から奥
- 並べる順番2 左から右 / 右から左
- 隙間を空けない派 / 隙間を空ける派
- 黒石を出す個数 1 / 2
私は以前も書いたとおり(#1291
) コバコウ先生と全く同じ。
- 多く握る
- 整然と並べる
- 横に並べる
- 奥から手前
- 左から右
- 隙間を空けない
小林光一流が横書きと同じ順番で最も自然だと思うが、他のプロのニギリがあまりに自由奔放で驚いた。
「白石を多く握る」と「黒石を２個出す」の関連性
上を見れば分かるとおり、多くの人は黒石をひとつしか出さない。つまり、白石の数が少ないと「数えて握った（手番を操作した）」という疑いを持たれることになる。
私は白番を全く苦にしない（というより、黒でも勝てない）から、白を多く握って手番を天に任せるようにしている。ニギリ黒番の時に２つ出すのは、相手が狙って握って来た場合に裏をかくという意図がある。
コバコウ先生はめったにニギリ黒番にならないが、おそらく 0.700 以上の確率で黒石を２つ出していると思う。
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