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hidew 2007.07.26

#1556 各政党イメージCMの失敗

今回の選挙における各政党のイメージCM は悪い意味で「浮いている」。白々しい台詞の棒読みで何をしたいのかさっぱり分からない。基本的に小泉劇場のイメージ戦略を踏襲しているのだが、小泉純一郎とは役者が違うのだから、そのまま真似してもダメだろう。

辛辣なことを言えば、

イメージ・アップを狙うつもりの TV-CM でイメージ・ダウンしている。

まるで「一手パスより悪い手を打つヘボ碁打ち」みたいだな。

一昔前は「そうはイカンザキ」*1 という悪いなりに記憶に残るCM もあった。今年はそれすらもなさそうだ。国民新党だけは微妙に「イカンザキ臭」がするが、しょせん泡沫政党の最後屁だ。

その点、総務省が作っている「参議院議員選挙」の告知 CM はよくできていると思う。

http://www.2007senkyo.jp/
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香里奈、佐藤隆太、という美男美女をつかって視聴者の気を引いている。奇をてらうわけではなくシンプルにメッセージを伝えているし、なにより映像作品としてきれいだ。

政治家は俳優でもなければ、アナウンサーでもない。政党CMはプロに任せたらどうか。

そもそも、政党は政策が命なんだから、TV-CM なんていらない。そのお金を少しでも政策の洗練に回すべきだ。できの悪いCM を垂れ流しておいて「選挙にはお金がかかる」とかなんとか言い募るのは、国民をあまりに馬鹿にしている。二重に苦痛だ。

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  1. デモ
  2. ニーズもしくは問題の提示
  3. 問題の誇張/象徴化
  4. 比較
  5. 典型例
  6. さかさまのストーリー
  7. 推薦
  8. キャラクター/有名人の連投
  9. 効果の誇張/象徴化
  10. イメージの連関
  11. ユニークな個性
  12. パロディ/借用

広告を真剣に考える場合に参考になる。

ただし、政党は「広告を真剣に考える」ところからやり直し。

*1 公明党CM

*