#1538 定石の認知レベル別、ありがちな言動
まずは元ネタから。
ありがちな発言
- レベル0「プログラミングできるんだ。ふーん。凄いね。」
- レベル1「教えて下さい」
- レベル2「プログラミングならまかしとけ」
- レベル3「プログラミングできると言い切れるほどの能力は無いよ」
- レベル4「LISP最強」
- レベル5「うん。できた。」
- レベル6「何か、どのプログラミング言語もイマイチだから、自分で作っちゃった」
- レベル7「よろしく」
この記事にはさらに元ネタがあるので参考までに記しておく。
Geekなぺーじ:HTML知識レベル
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定石の認知レベル別、ありがちな言動
- レベル0「定石知っているんだ。ふーん。凄いね。」
- レベル1「教えて下さい」
- レベル2「相手が定石ハズレを打つとイライラする」
- レベル3「定石はそんなに知らないよ」
- レベル4「大斜最強」
- レベル5「まぁ、打てる。」
- レベル6「どの定石もイマイチだから、自分で作っちゃった」
- レベル7「これって定石なの?」
レベル2の「相手が定石ハズレを打つとイライラする」というタイプは日本人に多い。定石とは「多くの人が最善だと思っているらしい戦術」にすぎないのだが、このレベルの人は定石を「絶対的な真理」あるいは「マナー」だと勘違いをしている。しかも、たかだか 1000くらいの定石を知っているだけで定石の全てを知っているつもりになっている。(実際の定石数は桁が違う)
レベル3 はいわゆる「無知の知」というやつで、「自分は定石を知らない」ということが分かってくる。知れば知るほど知らないことが増える という状態である。
レベル4, 5 は数あわせの項目 ようやく定石を消化したと言えるレベルで、好きな定石、嫌いな定石があったりする。定石の本質を理解しているから、同じ場面でなくても応用が利く。
レベル6 「定石なんて過去の遺物」と思っていて、常に改善を試みる。
レベル7 「定石だからこう打つ」という思考を捨てて、30年くらい経つと、もはや何が定石なのかも分からなくなる。何が正しいかは分かっても、何が定石かは分からないため、解説者が聞き手に「これって定石なの?」と逆質問することになる。名人に定石なし。