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hidew 2007.01.04

#1499 簡体字と繁体字

四季の素材 十五夜 世界の囲碁四強は 韓国、中国、日本、台湾である。どの国も文字体系が非常にややこしい。

ネット上の囲碁情報を拾う人は CJK(Chinese, Japanese, Korean) を意識せざるをえないが、幸いなことに日本人は文字コードさえ間違えなければ中国語を雰囲気で読むことができる。重要なのは繁体字と簡体字の区別である。

台湾 繁体字 Big5
中国 簡体字 GB2312

漢字の源流である中国で簡単な漢字を用い、台湾で難しい漢字を使っている。日本の漢字は台湾に近い。

なぜ中国の漢字が簡略化されたのか、その背景が下の記事に書いてあった。

http://jp.epochtimes.com/jp/2006/12/html/d71567.html

中国共産党は、樹立した新政権を強固にするには、その悠久の歴史を有する文字を解体して、新しい文字を利用すれば効果があると判断したのであろう。

また、簡体字化運動の裏には、当時の軍隊のリーダーたちの教育レベルが低かったという要因もある。

中国漢字文化の破壊を日台は「他山の石」とすべきだろう。

かな漢字混ぜ書きは、中国と同じ失敗を繰り返すことになる。

簡体字の利用によって、繁体字を利用する台湾との文化的交流にもひびが入る。大陸の若者が香港や台湾のメディア情報を読むのに苦労する一方、繁体字に慣れ親しんでいる多くの海外の中国人たちは簡体字のニュースを読みたがらない。

繁体字と簡体字の断裂は台湾が独立を維持する上で、むしろ好都合である。日本は台湾ほど切実ではないが、海賊版のことを考えると漢字の断裂は少し意味がある。

いずれにしても「読めないから簡単にする」という知的退廃は事態を改善しない。下手をすると「ますます読めない」という状況を作ることになってしまう。

日本と台湾は難しい漢字の文化を維持すべきである。

*

島谷 2007.01.04 [1]

 台湾の漢字は日本の伝統的漢字と同じです。
 私も印刷漢字は台湾の漢字であるべきで今の日本の漢字は筆記の際の略字であるべきだと思っています。
 障碍の碍が当用漢字にないから障害者と表記していますが害をしているわけでないのに害と書くのは差別用語だと障碍者から苦情が出ないのを不思議に思っています。

hidew 2007.01.05 [2]

よく考えたら、日本の漢字は既にかなり簡略化されていますね。
者は島谷さんに指摘されるまで、知りませんでした。

hidew 2007.12.31 [3]

MORI LOG ACADEMY: 言語と文字

.. 文字改革に共通する動機は、「より簡単に」という方向性である。表記が難しいから文字を読めない人がいる。文字が読めない人がいることは、支配者には好ましくないので、改革が推し進められるわけだが、簡単にすることで失われるものも多い。
..
いずれにしても、一度簡単になったものは、絶対に複雑な方へは戻らない。これも歴史が証明しているところである。

hidew 2008.01.21 [4]

「障害者」を「障がい者」に表記改め] / 熊本 / 西日本新聞

県は21日から公文書や資料、庁内の案内などで使っている「障害」という表記を「障がい」に改める。「害」という字が「害悪や公害など負のイメージがある」という声に配慮した。「障がい」表記の採用は全国の自治体に広がっており、都道府県では大分、宮崎などに次いで全国で7番目。

hidew 2009.06.28 [5]

台湾総統が中国に異例の提案

「中華伝統の文字使って」台湾総統が中国に異例の提案(読売新聞) - goo ニュース

台湾の馬英九総統は19日、台北市内で開かれた教育会議で演説し、中国と台湾で異なる漢字が使用されている現状について、「中国は、もっと(台湾で使用されている伝統的旧字体の)繁体字を使用してほしい」と、中国側に異例の提案を行った。

中国では1964年までに「簡体字」と呼ばれる簡略化された漢字が確立され、使用されている。一方、繁体字は台湾のほか香港などでも使用されており、中華文化伝承の象徴として、台湾住民の誇りとなっている。

ただ、簡体字と繁体字の違いから、双方の書籍や文書が理解しづらい状況が続いている。

kawaguti 2009.07.02 [6]

害・碍

引用元:読売新聞 2009年7月2日14時51分

文化庁文化審議会の国語分科会で論議されている常用漢字の見直し案で、「碍 ( がい ) 」の追加を求める意見や要望が目立っている。
「障害者」ではなく「障碍者」と書けるようにするためで、印象の悪い「害」は嫌われているようだ。しかし、「害」も「碍」も、意味はほとんど同じ。障害者団体では「『しょうがい』という言葉そのものの見直しを検討してもらいたい」と訴えている。
文化庁によると、見直し案に対し、約220件の意見が寄せられている。このうち20件が「碍」を常用漢字に加えるよう求めていた。

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