Amazon オススメ商品

hidew 2006.11.07

#1456 芸術作品 iPod と 工業製品 Zune

png 13553 byte jpg 6711 byte

ZuneがiPodの牙城を崩せない7つの理由

  1. マイクロソフトに真のコンスーマー商品は作れない。
  2. ネーミングのセンスも?だ。
  3. ハードの差別化の目玉であるWiFi転送も馬鹿げている。
  4. アップルのスティーブ・ジョブズを超える音楽センスをもった「Zune」の責任者など絶対いない。
  5. アップルの偉大な5年間の成果を金で買うことなどできない。
  6. iPodのモノマネ、アップルの残飯漁りという屈辱的で面白くない仕事をするマイクロソフトの社員のモラール(士気)低下は避けられない。
  7. もうひとつ無視できない強敵がいる。ソニーだ。

工業製品としての Zune と芸術作品としての iPod ではジャンルが違うので、一概に比較はできないが、iPod が工業製品としても優れているのに対して、Zune は芸術作品としては全く駄目である。

6.の指摘は Apple と SONY には当てはまるが、Microsoft は他社の真似をすることに抵抗を感じる会社ではない。かつて松下は「うちには優秀な研究所(SONYのこと)がある」と言った。Microsoft にとっての「優秀な研究所」は Apple である。 7.で指摘されている通り、iPod/Apple の牙城を崩す会社が現れるとすれば、それは SONY であろう。iPod のような製品は本当は SONY が出さなければいけなかったと思う。バッテリー発火問題や、PS3の製造遅れなど、トラブル続きの SONY であるが、Apple の人が腰を抜かすぐらいの画期的な製品で巻き返してもらいたいものだ。

*

iPodステーション 2006.11.07 [1]

ZuneがiPodの牙城を崩せない7つの理由