#1437 ブログ文化圏とmixi文化園の棲み分け
#流行の話題に乗ってみた。
ブログシステム3要件
- Trackback - 相互リンク自動生成
- RSS, Atom - サイト要約配信。再編集推奨の規格
- Permalink - 永続的な固定URL
この3点から分かる通り、ブログは 記事同士の深い結びつきを推進するためのシステム である。ブログを使っておきながら、ディープリンク(ページ単体へのリンク)を嫌悪するのは明らかに矛盾している。
「ブログページ単体へリンクを貼られて嫌な思いをしています。 ブログを閉鎖して普通の日記に戻したいぐらい、最悪です」
吉本新喜劇ばりの分かりやすいボケである。ギャラリーが面白おかしく盛り上がるのも当然であろう。
http://d.hatena.ne.jp/ekken/20061018/p1
タバコ嫌いの人が喫煙ルームに入ってきて、「あたしはタバコが嫌いなの、あたしの前でタバコを吸うなんて、ひどいわひどいわ!」と言ったとしら。
この例えは分かり易い。喫煙ルームで嫌煙を言うのは滑稽である。
シナトラ千代子 - 「mixiへ行け」では解決できない「ネット下流層」問題
- ネットでの経験が浅い
- にもかかわらず、ネット上での問題についての学習意欲が低い
ユーザーを「ネット下流層」としてみます。
まとめ
- (ネット下流層向けに)コミュニティを用意する
- ブログサービス提供側で「若葉マーク」的なものを用意する
「ネット下流層向けのコミュニティ」であり、「若葉マーク」的なものがまさに mixi なので、結論は 「mixiへ行け」で解決できる「ネット下流層」問題 であるべきだと思う。要するに
無断リンクが気になる人は mixi に行けばいいということ。難しいことは何もない。
こんにちは。
「中坊」という言葉がありますが、まさにこのようなトンチンカンなマナーを振りかざす人の多くは小中学生・あるいは高校生なのではないかと思います。そう考えるとmixiは受け皿にはなり得ない。そのうち「キッズ・ミクシィ」とか生まれるのではないかと思いますが。
さらに、件の人はアフィリエイトを利用しているので「広くコンテンツを見てもらいたい」という欲求は持っている物と思います。そういう考え方と「無断リンク禁止」を両立できるような都合の良い場所は今後も生まれないでしょう。最終的には「そういう人間にwebコンテンツを持つ資格はない」というより他はないように思います。