#1375 「八百長」の由来は「八百屋・長兵衛の接待碁」
八百長は、明治時代の八百屋の店主『長兵衛(ちょうべえ)』に由来する。
長兵衛は通称「八百長」といい、相撲の年寄『伊勢海五太夫』の碁仲間であった。碁の実力は長兵衛が勝っていたが、商売上の打算から、わざと負けたりして勝敗をうまく調整し、伊勢海五太夫のご機嫌をとっていた。のちに勝敗を調整していたことが発覚し、わざと負けることを相撲界では「八百長」と言うようになった。やがて、事前に示し合わせて勝負する意味も含まれるようになり、相撲以外の勝負でも「八百長」という言葉は使われるようになった。
この話は聞いたことがあるようなないような…
ほとんど忘れていたので改めて勉強になった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%99%BE%E9%95%B7
大相撲では「注射」(対して真剣勝負は「がちんこ」)、格闘技では「マーマレード」(対して真剣勝負は「セメント」)とも言う。対戦者の一方のみ敗退行為を行う場合は「片八百長」と呼ばれることがある。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/08/post_17ce.html
この「片八百長」ってのが、本来の「八百長」の意味だと思う。
確かに。「ホームページのトップページ」みたいな。
最近は「試合結果の意図的な操作」を全て「八百長」という言葉でくくってしまうようになっているけど、碁界の人間なら、元々の語源も覚えておきたい。
実力あっての…
「ヒカルの碁」・塔矢アキラ君の「四面持碁」が頭をよぎったのは私だけでしょうか(笑)。
もちろんあれは指導碁ですから、詰めたり緩めたりするのは当然ですが。
片方が圧倒的に強くないと、本来の「八百長」には当たらないのですね。
時とともに意味が移り変わってゆく「コトバ」。
抵抗することはできないもんでしょうか。