#1364 毒と薬は表裏一体
『チャングムの誓い』 でシン・イクピル教授が「毒と薬を分けて書きなさい」という問題を出したことがある。博識なチャングムは最初、知識に頼って自信満々に毒と薬を区分けして不合格になったが、2回目の試験では出題意図を察して模範解答を返した。
「薬と毒との違い」を問われたチャングムは「薬も毒になり、毒もまた薬になる」と答えました。イクピルは、彼女の言葉に深く頷きます。薬も使い方を誤れば毒になり、毒も使い方を変えれば薬にもなるのです。
毒と薬は本質的には同じもので、不可分である。
日本では簡単に薬が手にはいるから、なんでもかんでも薬を飲んで対症療法的に症状を押さえ込む人が少なくないけど、副作用のリスクとか、陰陽のバランスとかをもっと考えるべきだと思う。
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「下痢を止める」のと「下痢を治す」のは全く違う。緊急避難的に症状を止める必要がある時は副作用がどうのと言ってられないが、治療目的で正露丸を飲むべきではない。
24日放送『チャングムの誓い』ウォッチング・レポート
本日放送の『チャングムの誓い』は第34話「王の怒り」でした。