#1321 必殺ワザ
横内猛氏の著作に『囲碁の必殺ワザ』(4-591-07750-0 ) という本を見つけた。手筋や定石を「必殺ワザ」と言い換えるレトリックは使えると思う。
「手筋」は「できて当たり前」というイメージだが、「必殺技」と言えば「できなくて当たり前」というイメージになる。その方が初心者に優しい。
ex. 黒は「ウッテガエシ」という必殺技を繰り出した。
横内猛氏の著作に『囲碁の必殺ワザ』(4-591-07750-0 ) という本を見つけた。手筋や定石を「必殺ワザ」と言い換えるレトリックは使えると思う。
「手筋」は「できて当たり前」というイメージだが、「必殺技」と言えば「できなくて当たり前」というイメージになる。その方が初心者に優しい。
ex. 黒は「ウッテガエシ」という必殺技を繰り出した。
hidewさんの着目した
「手筋を『必殺技』と呼んではどうか」
というのには脱帽した。
私も発想のヒントとなった横内氏の著書は知っていたが、hidewさんのように発展しなかった。
しかし残念ながら、従来の「ゲタ」や「シチョウ」といった囲碁用語では、メインターゲットと思われる子どものハートはキャッチ出来ないだろう。
「喰らえぇ!ゲタ。」
では、格好悪くてシマらない。
「鶴の巣ごもり」なんかは名付けた人を誉めたいくらい、優雅な名前ですが。
大体傾向としては、
「訳分からない、難しい漢字の集まり」
「意味不明(子どもには?)だが、音の響きが良いカタカナの羅列」
が、子ども心を擽る気がする。
前者だと「爆霊地獄」だとか「竜巻旋風脚」だとか。
後者だと「ギガデイン」とか「ティルトウェイト」だとか「メテオ」、果ては「メギドラオン」…。
元ネタわかります(笑)?
ちょっと古いか(汗)!?
せめてゲタも「方形呪縛陣」みたいな名前じゃないと…。
シチョウだと「竜縛幻影網」とか…。
それに数も少な過ぎる。
せめて48程度の必殺技は欲しい。
子どもっぽい話ですね(汗)。