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hidew 2006.06.23

#1318 World Cup 日本サッカーの総括

体格、個人技、スタミナ、全てにおいて劣る日本勢は、パスを回して組織力に活路を見出すしかないが、日本VSブラジルで目が覚めるようなパスワークを見せたのはブラジルの方だった。組織的なサッカーもそれを支えるのは結局「個人の力」である。

日本サッカー界は 組織的な戦術(4-4-2 とか 3-5-2 とか)を語ったり、監督の采配を気にしたりすることが多く、今回も「ジーコ監督の自由放任主義」や「酷暑の中での試合」を敗因に挙げる声が一部にある。しかし、中田英寿が「重要なのは1対1」「暑いのは相手も同じ」と指摘しているとおり、もっと基本的な所に問題があるのではないか。

「1対1で競り負ける」「後半にスタミナが切れる」という状態では、誰が監督になっても、どのようなスケジュールで対戦しても、相手チームを上回ることはできない。敗因を「監督」や「スケジュール」に求める限り、同じ敗戦を何度も繰り返すことになるだろう。

基礎力の向上ほど難しい課題はない。照準を4年後ではなく、8年後、12年後に合わせた長期的な取り組みが必要かもしれない。あと、どんなに優秀な選手も怪我をしてはどうにもならないので、怪我をしにくい柔軟な体作り、怪我をしない安全な転び方の練習、も重要である。

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みんみん 2006.06.24 [1]

録画したのを20分ほど見ただけですが、私の予想は丸ハズレ。W杯に消化試合なんてないんですね。