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みんみん 2006.05.25

#1273 Re: 別冊月刊碁学

http://e-gogaku.net に登録しました。
三木正さんは、ご存命だったのですね。それにバックナンバーが全部震災で失われていたとは知りませんでした。神戸大囲碁部の部員もプロとの置碁企画に出させていただいてました。(もちろん私は出てません)
碁学社は、宮本直毅先生が「囲碁新潮」を経営しておられたけれど、結局立ちゆかなくなって、惜しいってんで三木さんが起こされたと記憶しております。あの「囲碁梁山泊」もその流れのような気がしてなりません。私思いますに読者数の少ないマニアックな雑誌は、一般の書店ルートに載せても採算が取れないってのは、同じような失敗を40年間に何度も繰り返してきたんだから、分かっていると思うのです。
これは、電子出版か、紙をpdfファイルでダウンロードしてユーザーが印刷したけりゃしろ、でいいと思うのです。むろんマニアックな本もネット販売でなら
採算が取れるかもしれませんが、メジャーな雑誌、部数で言えば一番メジャーなコミック誌の世界でさえ、雑誌そのものは赤字で、連載したのを単行本にして、
それが売れて採算が取れているという有様です。
京都は伏見の囲碁本因坊の席主、木下雄介氏曰く、「囲碁ほどカネにならないものはない。けれど囲碁ほど面白いものはない」。
木下氏ほどの経営者にして、そう言わしめるほど囲碁をビジネスにする事は難しい。

  • 2006-05-26 03:36 'みんみん' 自分で読み返して、間違いに気が付きました。つい経理屋の癖で、赤字イコール存在理由ナシと思ってしまうけれど「文化」ってそういうもんじゃないはず。詰将棋パラダイスが50年続いている事をどう考えるか、ですよね。三木さんも儲けようとは最初から思っておられなかったはずだ。

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