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hidew 2006.04.22

#1230 まず事故を減らす努力を

まず事故を減らす努力を

碁きちさん、はじめまして。

上記の諸問題は切れ負け制でなくても起き得るかと思いますが、問題が起きた時に、審判が呼ばれて、行って、話を聞いて、裁断を下して、..

どんな状況でも事故は起こります。しかし、切れ負け制はわざわざ事故が起こりやすい状況を作り出すという点が大問題です。

例えば「飲酒運転」の場合、事故が起こったら警察が話を聞いて、示談なり、裁判なりすればいいと思います。しかし、事故が起こる前にやるべきことがあるでしょう。

信用できるかどうかは重要な事ではないと思います。棋戦の会則にトラブルは審判(or関係者)の裁定に従う事になっていれば、審判がその場に居なくっても、呼ばれたら、行って、話を聞いて、裁断を下せば、

権威と信用無くして審判は務まりません。プロ棋戦の立会人を見れば分かります。

そういえば最近、「事件が起こってから対応します※」と素っ気ない対応をした栃木県警の不作為が問題になりました。※のようなことを言う(面倒くさがりの)警察は「事件が起こってからも対応しない」ことが少なくないです。

日頃からまめにパトロールする「街のおまわりさん」がいれば、住民は信頼するだろうし、そのような街では犯罪者も仕事がやりにくくなるというものです。

「長生」や三(四....)コウなどの時に、両者が自分の勝ちと信じて延々と打ち続けたら、

「長生」は高級な形です。途中の「自爆的に突っ込む手」が見える人は相当な打ち手なので、長生無勝負の日本棋院規定を当然知っていると思われますが、もし知らなくても説得するのは簡単です。他にも「隅の曲がり4目」や「大中小中」などの形は審判が説明する必要があるかもしれません。

しかし、実際に現場で発生する切れ負け制のトラブルは「気がついたら両方とも切れていた」とか「半目勝負で周りを見渡したら、叩き合いの時に飛び散ったと思われるアゲハマが落ちていた」とか、低レベルな話です。後から話し合って解決するような性質のものではありません。

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