島谷 2006.04.14
#1216 Re:ルール論の結論が「最後は審判が裁けばいい..
Re:ルール論の結論が「最後は審判が裁けばいい..
ルール論の結論が「最後は審判が裁けばいい」「良識と相互信頼の精神に基づいて運用」というものならば何の意味もない。「審判の基準」「良識の一致」をあえて明文化するのがルールなのだから。
次のような場合どのようにルールを改定したらいいでしょう。
持ち時間10分秒読み30秒の大会。
甲は優勝候補の対局者Zの優勝を妨害したいと企てる。
甲は初手10分の持ち時間を使い切る。
その後29秒目に着手する。
ダメが詰め終わっても相手の地の中に着手する。
自分の地の中にも着手する。
石を抜かれたら着手する。
打つところがなくなるまでこれを続ければ400手を超え、対局者Zは次の試合に参加することはできなくなるでしょう。
甲は囲碁ルールに違反していないし持ち時間10分30秒のルールにも違反していません。
普通の大会なら審判が裁くでしょう。
この審判の基準、良識の一致をどのように明文化したらいいでしょう。